One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 幸福のワンコインワインにスノッブな価値観を混ぜてはいけない by T2017/03/14

幸福のワンコインワイン
午前中2時間ばかりサイクリングして、帰宅直前に赤ワインを買いました。ボルドータイプの細身ボトルならばちょうど僕のSSバイクのボトルケージに納まります。以前ワインボトルをフレームに取り付ける革ベルトを装備したヨーロッパのアンティーク自転車を写真で見たことがあります。とてもお洒落でした。昔、自転車は大人の優雅な遊びでした。そのような場面ではワインは大人のたしなみ、必需品だったのでしょう。この日僕が買った赤ワインは妻へのホワイトデーの贈り物です。僕もお相伴にあずかるつもりです。

ここで贈り物や頂き物についてひとことコメントします。
前回、健康野菜の記事を書きました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/03/13/8403704
私たちが選ぶ食材は極力健康的かつエシカル(倫理道徳的)なものを選択しようと心がけていますが、では他者からいただく食べ物や食材についてはどういうスタンスを取るか。これについて私たちはあらかじめ行動のルールを定めています。

いただきものには個人的価値観を混ぜないこと。

普段私たちが選択しない(例えば添加物や保存料などが多く含まれた)食べ物であったとしても、それをいただいたときは決して粗末に扱わず、有り難くいただく。私たちの個人的価値観で贈り物やいただきものを評価したりしてはいけないというルールを定めています。

何故、そのようなルールを定めているのか?

One’s Wayとはそのようなことだからです。それぞれ各人には、それぞれの価値観、それぞれのあたりまえがあるからです。それを尊重するのがOne’s Wayの精神だからです。それを忘れたら、この世は全てMy Wayオンリーになって不寛容社会になると思うからです。

■ 始動、門扉工事 by M2017/03/14

ここに扉ができる予定
1月に門扉のデザインを考案しているということを記事にしました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/01/24/8332007
それから一月半余り、いよいよ門扉工事に向けて動き出しました。春ですねー。

一昨日、夫が設計士の天野さんに電話をしてアポイントメントを取り、早速、昨日天野一男建築工房にお邪魔しました。お絵かきソフトで描いたデザイン案を持って。天野さんからいただいた主な提案は次の4点でした。

● デザインについて
 周囲が自然でワイルドなので華奢なものだと周りの風景に負けて貧弱な感じになるので、荒削りな感じにすること

● 壁の素材について
 木、ブロック、コンクリートが考えられるが、家の基礎に使われているコンクリートがしっくりくること

● コンクリート壁の強度について
 強度を増すために18cm程度の厚みを持たせること

● 扉は壁ができてから考えること

そして最後に「机上の議論で図面を書くこともできるが、それでは完成した時に違和感が出る可能性があるから現場で考えるのがいい」との天野さんの一言で基礎屋さんと打合せをすることになりました。

トントン拍子にことは運び、今日の午後1時に我が家の基礎工事をしてくださった野手さんが来てくださることになりました。野手さん、天野さん、そして私達とで「あーだ、こーだ」となることでしょう。

家づくりの時も散々「あーだ、こーだ」を重ねたことを思い出しました。その結果、とても満足できる家ができたと思っています。三人寄れば文殊の知恵ではありませんが、今回も素敵な門扉ができるよう中身の濃い対話を重ねたいです。

私達素人の意見も快く聞き入れてくださった上で、プロの視点で整理し提案してくださる天野さんには、これまでも大変お世話になりました。これからもお世話になり続けることと思います。

※ 設計士の天野さんについてはこちらをご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/ones/way/recommend.html#rec_amano

※ 我が家の基礎工事についてはこちらをご覧ください。
http://onesway.asablo.jp/blog/2016/12/28/8297176