アジサイは日本原産であり、しかも射水市の花木にも指定されています。ここ金山里山の風土に最も適している花木の一つと言えましょう。

ガクアジサイ、ホンアジサイ、ヤマアジサイ、カシワバアジサイ、花の種類も豊富。丈夫で成長も速く、しかも挿し木で簡単に増えます。移り気とか七変化といったイメージが強いアジサイですが、まずもって僕は裏切られたことがありません。ちなみに僕の妻はアジサイ月の6月生まれです。

変化と適応力は表裏一体なのかもしれません。
もしあなたがあなた自身でありたいなら、あなたは変化し続けねばならない。

アジサイはこんもりと株立ちの樹形になるのも良いです。現在主に割った竹でシシ垣を作っていますが、その内側にアジサイをどんどん増やしていって、アジサイのシシ垣というのも妙技かなと思っています。ツバキやサザンカなどは足元のガードが甘い。お茶の木では低すぎ、しかも変化に乏しい。一方多種で株立ちのアジサイはその点有利です。冬季落葉するとはいうものの、ワラ縄で縛ったりはしますが基本雪吊りは不要。ましてや雪の季節は猪の被害がほとんどありませんから。

ここ射水市にある県民公園太閤山ランドでは毎年「あじさい祭り」なるものが開催されています。あじさい祭り、ハナショウブ祭り、ツバキ祭り、サクラ祭り・・・富山県民だけでしょうか？何でもかんでも○○祭りにしてしまうのは。これには少々辟易です。静かに雨音を楽しみながらアジサイを鑑賞したいと思うんですけど。故に僕は主張します。

祭りじゃないのよアジサイは。

そして極めつけは「○○祭り」ののぼり旗。これは超ダサイテー!