One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 玄関のない家?! by M2017/06/18

玄関ドアを開けると
我が家には玄関スペースがありません。玄関ドアを入るとそこはリビング。

玄関に関する私たち夫婦の当初の要望は「広い土間」を設け、自転車のメンテナンスなどを汚れを気にせずにできるスペースを確保することでした。それが、玄関スペースのない家になった理由は…

設計士の天野さんとの打ち合わせ時に上記のことは伝えました。が、基本設計の図面では、玄関ドアを入るとすぐにリビングとなっていました。天野さんによると「17.5坪の家に土間スペースを取ると生活部分がなくなるでしょう」とのこと。「自転車のメンテナンスはいつものことではないし、工夫すれば土間スペースがなくてもできますよ。」とも言われました。私たちもその提案に納得し、こうなったということです。

実際、欧米の一般家庭では玄関スペースがないことが多いです。海外旅行でB&Bを利用することがあったのでイメージは容易に掴めました。冬場と荒天時のことが少し心配でしたが、それこそいつものことではないので、天野さんの提案通りに工事が進みました。

玄関ドアを開けると1階、リビングダイニング、キッチンまで丸見えですから、最初は違和感は拭えませんでした。しかし、圧倒的に長い玄関ドアが閉まっている時間は、限られたスペースを最大限に活用でき、天野さんの提案に満足できました。

写真はリビングから見た玄関アプローチです。入居当初、衝立を置こうかと思案していましたが、気に入ったものが見つからず、そのうちに慣れてきて、今ではなくても平気です。

住みながら家と対話し、心地よい暮らし方を見つけていく。無意識にそんな日々を送っているのかもしれません。

■ 今日はいろいろ by M2017/06/18

イエローガーデン
今日は朝から盛りだくさんの休日となりました。

早朝、6時からの地元の下条川の土手の草刈りに夫は出かけました。曇り空の元、里山では草刈り機のエンジン音が鳴り響いていました。土手は綺麗になったのですが、蛍は宿を失ったのではないかと少々心配です。その間に、父の日用のパウンドケーキを私は焼き上げました。

ホットケーキの朝食をとった後、設計士の天野さんが門扉の図面を持ってきてくださいました。津幡町で鉄鋼業を営んでいらっしゃる橋本さんが描かれた図面は非常にわかりやすく丁寧に描かれており、素人の私たちでも理解できました。3人であーでもない、こーでもないと議論すること約1時間半。何かが変わりました!結論に向かって舵が切られたのです。その後30分ほどで、納得できる開閉の仕組みとデザインにたどり着きました。

軽く昼食をとって、お互いの父親にケーキを持って行きました。私の実家では、そのついでに以前からお願いしていたキンシバイの株を頂いてきました。家に帰って花壇に定植し終えたところを写真に撮りました。石積みの花壇は夫作。一昨年の秋に移植したキンシバイが咲き誇っています。手前の空いたスペースに今日もらってきた株を定植しました。石積みの下には、ルーが花を咲かせています。

車庫前のイエローガーデンは、私たちの元気の源です。