One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 8月9日は記念日 by T2017/08/09

8月9日は長崎原爆の日ですが、私たちにとってもう一つの重要な記念日でもあります。

今から13年前の2004年8月9日早朝、私たち夫婦はアメリカ、マサチューセッツ州のコンコードという町にあるウォールデン池を訪れていました。そうです。あのヘンリーD.ソローが自給自足の実験生活を行なったウォールデン池畔です。


ウォールデン池


私たちは我が家の薪ストーブから出た灰をフイルムケースに入れ持参し、ソローが自ら建てたキャビンの暖炉跡にその灰を撒いた日でした。日の出直後の早朝ということもあり、世界広しといえど私たち二人の他、周りには誰もいませんでした。

その日の午後、コンコードの博物館を訪れると、職員の女性に「はるばる日本から、この記念すべき良き日にコンコードを訪れ、あなたたちはラッキーです。」と言われました。何とその日は、1854年8月9日にソローの世界的名著『ウォールデン 森の生活』初版本が出版された記念日で、ちょうど150周年にあたる節目の年だというのです。

そのようなこととは露知らず、いろいろな偶然に動かされてウォールデン池畔を訪れたのが、そんな運命的な日だとは!

2054年8月9日の200周年記念日に、再び私たちが灰をウォールデン池畔に撒くときは、僕は89歳か。まだまだ十分薪割り可能な年齢です。


■ 8月9日、過去にはこんなことも by M2017/08/09

ホテルからの眺め_ボストン2004
毎朝起きるとすぐにラジオのスイッチを入れ、NHKラジオ第1の「マイあさラジオ」を聞きます。その中に「きょうは何の日」というコーナーがあります。そのコーナーで、2004年8月9日に美浜原発の配管破裂による水蒸気噴出事故があったことを思い出しました。

夫が先に書いた記事にもあるように2004年の8月9日、私たちはアメリカ合衆国マサチューセッツ州コンコードでウォールデン詣でをしていました。その後、ボストンに移動しホテルでテレビを見ていたところ、美浜原発の事故が大きく取り上げられていたのです。帰国した時にはそのニュースで持ちきりだろうと夫と話していました。

ところが、帰国してTVを見ても美浜原発事故のことは全く放映されず、どのチャンネルもアテネオリンピックの報道ばかりでした。ボストンでは、一つのチャンネルだけでオリンピックの生中継をしていました。その他のチャンネルでは全く別の内容の放映でした。この違いは何なのでしょうか?

そして2011年3月11日が来たのです。この報道のされ方も、恐らく日本と他国とでは違うのでしょうね。原爆投下の日を知っている日本人が3割ですから、3.11のことも時間の経過とともに忘れられるのでしょうか?

この国の未来は誰かに作ってもらうのではなく、私たちひとり一人が作るのだと思っています。過去を学び、過去を踏まえて、幸せな未来が訪れるような選択をしていきたいです。