One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 将来を売りとばす by T2017/08/24

縄文人とおなじ_火のある暮らし
ブログ・タイトルは、ケリー・マクゴニカル著『スタンフォードの自分を変える教室』の中の第7章のタイトル引用です。

2007年、ハーバード大学とライプツィヒにあるマックス・プラング研究所による以下の実験が行なわれました。

お菓子を今すぐ欲しいならば2つもらえるが、2分待てば6つもらえる。あなたはどっちを選びますか?

意外にも、何と学生の19パーセントしか待てなかったそうです。

それだけ人間の脳は待つことが苦手なのでしょう。あなたはどうですか?バカみたい。2分なんて楽に待てるさ。賢い大学生とはいえそんなことも分からないの?そう思った人も多いでしょう。僕もそう思います。

しかし本当に自分は待てるでしょうか。例えばちょっと時間をかけて麦茶を沸かせば数円の支出で毎日熱中症予防の水分補給が可能です。でもついつい100円近くの大金を出してペットボトルのお茶を安易に購入したりしませんか?

最近、お惣菜のポテトサラダを食べて食中毒になったというニュースがありました。ちょっと手間と時間をかければ、より安くより安全な(というか責任を自ら担える)手作りポテトサラダを食べることができたはず。そしてよってたかって小売店の責任を非難する必要もなかったはず。そんな不寛容社会は、いつの日か自分にもその矛先が向けられるようで将来が不安です。

人間は便利さの副作用として将来を売りとばす習慣を強化しつつあります。このような便利さの獲得を人類テクノロジーの進歩と捉えるならば、未開な縄文人のような暮らしに留まることを選択する人間のほうが賢いのかもしれません。不便だけれど待つことのできる賢人として。

何を隠そう、ついつい将来を売りとばしてしまいがちの待てない僕ですが、スイッチポンのサーモスタット付きエアコンではなく、手間と時間のかかる縄文人のような薪ストーブ・ライフを続けている、この一点だけは自画自賛させてください。

■ 完成! by M2017/08/24

1月下旬に思いついた門扉取り付け、本日、無事完成しました!

門扉完成!


門扉デザイン案20170122

一昨日の午前中、設計士の天野さんから夫の携帯電話に連絡がありました。電話の内容は、門扉の鉄板が亜鉛どぶ漬の際にひよったとのこと。天野さんはその電話で、やり直しになるからもうしばらく時間がかかるとおっしゃったそうです。

その日の夕方、鉄工所カナテツの橋本さんから自宅に電話がありました。鉄板のひよりが治ったから24日に取り付けに行けます、とのこと。仕事から帰った夫にそのことを告げると、夫は??????。

今日24日の午前は夫は用事がなかったので、取り付けに来ていただくこととしました。大事をとって設計士の天野さんにも確認のために来ていただきました。私は、よりに寄って何ヶ月も前から申し込んでいた健康診断のため、朝から外出でした。

ちょうど昼ごろ帰宅した時には、すでに取り付け工事は終了していました。出来栄えには大満足です。あーだこーだと意見をかわし、途中、ちょっと不安にもなりながら、完成品に大満足です!

ここに扉ができる予定
※工事前の玄関アプローチ

玄関アプローチのコンクリート壁1
門扉デザイン
ダンボール製門扉模型1
工事開始!
門扉取り付け
※取り付け工事開始!

門扉取り付け
※フランス鍵用の穴を開けています。

門扉完成!
※開けたところ。フランス鍵で固定できるようになっています。

玄関先の手すりの増設も目論見通り。安心感が断然アップしました。
手すりのデザイン案
手すり完成
※完成!