One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 海浜公園へいざ! by M2017/08/06

バドワイザーと手作りサンドイッチ
土用の明けの今日、これから夫と射水市唯一の海水浴場がある海老江海浜公園へ行きます!ここ数年、夏に1、2回訪れるお気に入りの海水浴場です。

何もないところがいいのです。海の家もない、音楽もない、お店もない、あるのは海と芝生と簡単な更衣室とシャワーだけです。あと、トイレもありました。

今日は日曜日なので、家族連れやグループの方達がバーベキューを楽しんでいることでしょう。平日に行くと家族連れが2、3組ということも稀ではありません。ですから、静かにのんびりとできるのです。

今日はメインの砂浜から数百メートル離れた砂浜で過ごす予定です。ちょっと離れるだけで、地元の家族連れと釣り人をちらほら見るだけになります。まず、海岸線に沿って伸びる遊歩道をランニング。日差しを遮るものがないので日焼け止めは必須ですが、海から吹く風は心地いいです。

汗をかいた後、バドワイザーで乾きを潤して海に入り、シャワーで汚れを流して帰宅。正味2時間ほどの滞在です。

道中はコミュニテーバスを利用します。自家用車で行けば30分足らずのところですが、乗り換え一回を含み、1時間半かけて行きます。バスに乗り込んで、すぐに1本目のバドワイザーを開けるのが恒例となっています。

時間泥棒に時間を奪われないためにも、1日を結果だけでなく過程をも含めて、のんびりと存分に満喫したいと思っています。

■ 海水浴レポート by M2017/08/06

海から帰って…
近年7月中に一度は海へ行くのですが、今年は梅雨明けが遅れて今日が初泳ぎとなりました。

午前9時15分、バドワイザー4本、昼食用のサンドイッチをクーラーボックスに入れ家を出ました。バス停までは5分足らずです。9時21分のバスが少し遅れてやって来ました。日曜日ですので、乗客は私達だけだろうと思って乗り込んだら、親子連れ1組、小学生らしき男の子4名のグループ、高校生らしき女の子の二人連れが2組、計8名もの先客が乗車していました。バドワイザーは諦め、おとなしく空いた座席に座りました。私の前の席には男の子4名のグループが真剣にしりとりをしていました。

太閤山ランド前のバス停が近づくと私達以外の8名はそわそわとしだして下車。残ったのは私達だけになりました。10時1分、終点の小杉駅南口バス停に到着し、目の前にあるショピングセンターで時間調整をしました。旅行代理店でパンフレットを見ること約15分、再び、小杉駅南口のバス停に戻りました。

10時30分発の海王丸パーク行きのバスに乗り込みました。乗客は私達だけ。心置き無くシュパー。そうですバドワーザー栓を開けたのです。3分の2ほど飲んだところで運転手さんに、バスの中では飲食禁止ですと注意を受けてしまいました。去年、一昨年と大丈夫でしたが、ルールが変わったのか、これまでは大目に見てくださっていたのか定かではありませんが急いで飲み干して、あとは車窓からの眺めを楽しむことにしました。10月に開催される富山マラソンのコースも通り、気分は盛り上がります。

10時55分、海老江中町バス停で下車。お目当のビーチまでは徒歩3分ほどです。横断歩道を渡り、小路を進むと堤防が目の前に見え、堤防を超えると松林が続くビーチに到着しました。潮風が心地よく肌を撫でます。ランニングシューズに履き替えてスタート。海岸線を東に向かって走ること20分。富山市との境界で折り返して、スタート地点に戻りました。途中、サイクリスト、ウォーキングしてる女性、砂浜で寝転び本を読む白人女性他、海水浴を楽しむ家族連れ数組と、釣りをしている中学生風の男子グループが目に入りました。

最後の10分は暑さに耐えきれず松林の中を歩いての帰還。ランニングシューズを脱ぎ捨て、海へと一目散です。100mほど離れたところに家族連れが泳いでいましたが、プライベートビーチ感に浸っての初泳ぎでした。走った後のクールダウンを目論んでいたのですが、海水温が高く温水プールのようでした。

体の火照りが落ち着いてきたところで海から上がりランチです。バドワイザーとサンドイッチでお腹を満たして再び海へ。烏の行水ほどで海から上がり、メインのビーチの端にあるシャワーまで5分ほど歩きました。簡単に体を洗い着替えて、射北中学校前バス停まで歩きました。海王丸パークまでバスで移動し、ソフトクリームを頬張って、帰りのバスに乗車。同じ道を引き返すこと30分、小杉駅南口バス停に14時25分に到着しました。14時35分発のバスに乗り換えて、五官野バス停で下車。徒歩1分で自宅です。

帰宅後はシャワーを浴びて、洗濯をして、今はブログの記事を書いています。里山の風も潮風に劣らず心地いですよ。

■ ヒヨドリさん、ありがとう by M2017/08/07

ブルーベリー
我が家には住み始めた当初からブルーベリーがあります。近くの園芸店で苗を買い求め定植したものです。実はつけるのですが、私たちの口に入るのは毎年、数粒。去年は一粒だけでした。

ヒヨドリのつがいが花の時期からやってきて食べてしまうのです。一時、夫がネットをかけていましたが、ネットに入って出られずに困ってるヒヨドリを見てからは、ヒヨドリのなすがままにしてあります。ですから、近年は食べられてラッキー、食べられなくてもヒヨドリがついばむ姿を眺めらるだけでラッキーと思っています。

ところが今年は、小さなボールに半分ほどのブルーベーリーを収穫できました。ブルーベリーが我が家に来てから16年、こんなに収穫できたのは初めてです。

朝食後のヨーグルトにそのままトッピングして10粒ほど食べた残りをジャムにしました。1週間分はできたでしょう。

ヒヨドリさん、今年は私たちの分までたくさん残してくれてありがとう。

■ 秋のイベントに向けて by M2017/08/07

bue-due製作の帽子掛
One’s Way- それぞれのあたりまえ -のイベント、次回で10回目となります。2013年の5月に第1回を開催してから4年余、10回目を迎えることとなりました。

自宅で何かできなかと考えていたとき、背中を押してくださる方が何人か現れ、イベントを開催することとなりました。そのお一人が、我が家を設計してくださった天野一男さんでした。「せっかくだから何かしたらいいんじゃない!」とおっしゃって下さいました。もうひと方、砺波市在住のT氏(天野さんのご紹介で知り合った方です)からも「自宅で何かやってくださいよ」と。

そして、家具職人のbue-bueのたまちゃんに声をかけて、第1回のイベントを開催することになりました。2013年の3月、我が家にたまちゃんと奥様、T氏、そして私たちとで、イベントコンセプトを話し合ったのです。

その人らしさを大切にしたいよね
あたりまえのよさに気づくイベントにしたいよね
………

あーでもないこーでもないとアイディアを出して、最終的に「それぞれのあたりまえ」というワードが残りました。結局、そのワードが9回目まで残り、10回目も- それぞれのあたりまえ -をキーワードに開催することとなると思います。

検索サイトで「それぞれのあたりまえ」で検索して見てください。One’s Way- それぞれのあたりまえ -のサイトが上位にヒットすると思います。

「それぞれのあたりまえ」。
十人十色、百人百様。人にしろ、家庭にしろ、組織にしろ、同じは一つとしてない。それぞれのあたりまえを見直し、それぞれのあたりまえを大切できると、みんながハッピーになれると思うのですが…。「あたりまえ」が粗悪なものだとその限りではありませんが…。

写真はbue-due製作、Hut Stand(large)です。

■ 台風5号、通過 by M2017/08/08

台風5号、通過
今朝起きてテレビをつけると台風が我が家の上空あたりを通過したようです。予報よりかなり西寄りの進路をとったようです。

昨晩の段階では、長野県を南から北へ縦断し、新潟県の長岡市あたりで日本海にでる予報でした。それが岐阜県の西側を南からへ北へ縦断し、富山県の高岡市あたりで日本海にでたようです。

気温が下がらず寝苦しい夜でした。2階の窓を開け放していたのですが、風が強くなることもなく朝を迎えたのです。ですからまさか我が家の上空あたりを通過したとは驚きです。

1時間ほど前から少し風が出てきました。雨も降り出しました。とは言っても今のところは穏やかな降り方です。天気予報では台風の中心の東側の方が風、雨とも注意が必要と言っていましたが、北陸ではその通りではなさそうです。日本海上空で風が大量の水蒸気を含み、台風の中心の西側の陸地で雨を大量に落としているようです。日本海の海水温も上昇しているのかもしれません。

とにかく今日は台風の行方を大人しく見守ることにしたいと思います。

写真は今朝の里山の風景です。対岸の丘陵に雲がかかっています。標高は100mに満たないので、かなり低い雲になりますね。

■ 秋のOne’s Way- それぞれのあたりまえ -に向けて、始動! by M2017/08/08

2013年春イベントDM
昨日、One’s Way- それぞれのあたりまえ -誕生について記事にしました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/08/07/8642037

次が第10回、区切りとなります。当初から10回を目標にしていました。bue-dueさんには常に参加してもうことも決めていました。その間、知人や知人の知り合い、私が素敵だと思ったものを辿って協力をお願いした方もいました。どの方も快く依頼を受けていただけたことがここまで続いた要因だと思います。

さて、10回目ということでこれまで協力いただいた作家さんの作品等を一堂にご覧いただきたく準備中です。すでに製作をやめられた方もいる中で、どれだけ協力を得られるかはまだ未知数なところもあります。これまでのことをご存知の方にも、そうでない方にも楽しんでいただける空間と時間をご用意したいと思っています。

2013年春 bam chops(雑貨)さん
2013年秋 イエルバス(アロマテラピー)さん 光澤純愼(ギター演奏)さん
2014年春 本郷仁(ガラス造形)さん 齋藤裕二(ガラス作家)さん
2014年秋 Salon d'Estaminet(フランス料理)さん
2015年春 大寺幸八郎商店(高岡銅器)さん
2015年秋 濱元丈二(唐津焼)さん タウの木(アクセサリー)さん
2016年春 ROMAN(自転車)さん
2016年秋 タウの木(アクセサリー)さん
2017年春 みどり共同購入会(生活雑貨)さん People Tree(フェアトレード)さん

これまでのイベントについてはこちらをご覧くださいませ。
http://www.ne.jp/asahi/ones/way/event.html

写真は第1回目のDMです。

■ 8月9日は記念日 by T2017/08/09

8月9日は長崎原爆の日ですが、私たちにとってもう一つの重要な記念日でもあります。

今から13年前の2004年8月9日早朝、私たち夫婦はアメリカ、マサチューセッツ州のコンコードという町にあるウォールデン池を訪れていました。そうです。あのヘンリーD.ソローが自給自足の実験生活を行なったウォールデン池畔です。


ウォールデン池


私たちは我が家の薪ストーブから出た灰をフイルムケースに入れ持参し、ソローが自ら建てたキャビンの暖炉跡にその灰を撒いた日でした。日の出直後の早朝ということもあり、世界広しといえど私たち二人の他、周りには誰もいませんでした。

その日の午後、コンコードの博物館を訪れると、職員の女性に「はるばる日本から、この記念すべき良き日にコンコードを訪れ、あなたたちはラッキーです。」と言われました。何とその日は、1854年8月9日にソローの世界的名著『ウォールデン 森の生活』初版本が出版された記念日で、ちょうど150周年にあたる節目の年だというのです。

そのようなこととは露知らず、いろいろな偶然に動かされてウォールデン池畔を訪れたのが、そんな運命的な日だとは!

2054年8月9日の200周年記念日に、再び私たちが灰をウォールデン池畔に撒くときは、僕は89歳か。まだまだ十分薪割り可能な年齢です。


■ 8月9日、過去にはこんなことも by M2017/08/09

ホテルからの眺め_ボストン2004
毎朝起きるとすぐにラジオのスイッチを入れ、NHKラジオ第1の「マイあさラジオ」を聞きます。その中に「きょうは何の日」というコーナーがあります。そのコーナーで、2004年8月9日に美浜原発の配管破裂による水蒸気噴出事故があったことを思い出しました。

夫が先に書いた記事にもあるように2004年の8月9日、私たちはアメリカ合衆国マサチューセッツ州コンコードでウォールデン詣でをしていました。その後、ボストンに移動しホテルでテレビを見ていたところ、美浜原発の事故が大きく取り上げられていたのです。帰国した時にはそのニュースで持ちきりだろうと夫と話していました。

ところが、帰国してTVを見ても美浜原発事故のことは全く放映されず、どのチャンネルもアテネオリンピックの報道ばかりでした。ボストンでは、一つのチャンネルだけでオリンピックの生中継をしていました。その他のチャンネルでは全く別の内容の放映でした。この違いは何なのでしょうか?

そして2011年3月11日が来たのです。この報道のされ方も、恐らく日本と他国とでは違うのでしょうね。原爆投下の日を知っている日本人が3割ですから、3.11のことも時間の経過とともに忘れられるのでしょうか?

この国の未来は誰かに作ってもらうのではなく、私たちひとり一人が作るのだと思っています。過去を学び、過去を踏まえて、幸せな未来が訪れるような選択をしていきたいです。

■ とりあえずお茶を沸かせば? by T2017/08/10

冷麦茶
この時季、妻は毎日冷麦茶を作ってくれています。僕はステンレスのボトルにそれを詰めて外出します。おかげでドラッグストアやコンビニエンスストアでペットボトルの飲み物を買う必要はなく助かっています。

お盆休みと言ったって、何もすることが無いとぼやいている同僚がいました。

お茶を沸かしたり、アイロンがけしたりすれば?と提案しました。

最近運動不足でお腹が出てきたと悩んでいる後輩がいました。

風呂掃除したり、窓拭きしたりして身体を動かすというのはどう?と提案しました。

ひょっとして自活するとはそういうことかもしれない。

妻の行動を見ていて、ふと思いました。

■ 秋の訪れ by M2017/08/10

庭のムクゲ
昨晩、窓の外から聞こえてきたのです。スゥイーッチョン、スゥイーッチョンとウマオイの鳴き声が。

今年はセミの鳴き始めも早かったのですが、秋の虫の鳴き始めも例年になく早いようです。

アブラゼミの鳴き声が衰える前にクツワムシの登場ですから、夏なのか、秋なのか?庭ではムクゲがたくさんの花をつけている傍らで、ワレモコウが蕾をつけていました。

立秋を過ぎ、着実に秋が近づいているのですね。