One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 伊勢神宮の社殿のモデルは高床倉庫 by T2017/09/02

高床式倉庫
伊勢神宮の気持ちの良さは簡素の一言にあると思います。萱葺きのヒノキ造り。ムク板の垣を廻らした高床の切妻造り。

それは弥生時代、自然の恵みとしての米を貯蔵した穀倉つまり高床倉庫にそっくり。

穀倉を拝むことを通じてその背後に坐す神=自然を拝むということなのでしょうか。

そして高床の穀倉つまり社殿は20年で新陳代謝。形あるものにはこだわりがない。重要なのは背後にある無形・抽象。

無形・抽象まで削ぎ落とされると、これ以上簡素なものはありません。

我が家も高床の切妻造り。でも建築物としての家という有形物にこだわりすぎるのは、簡素な暮らしというコンセプトから離れていくのかもしれません。そんなことを伊勢神宮にお参りして感じました。重要なことは家の背後にあると。

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