One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 旧小杉町生まれの誇り by T2017/09/11

マイルズ・ライブ非売録音源CD
現在私たち夫婦が住んでいるのは射水市です。平成の大合併により誕生しました。それ以前の住所は小杉町でした。

僕には小杉町に住んでいたことに対する誇りが二つあります。一つは合併に際して住民投票が行なわれたことです。合併した他の町が行政の意向のまま合併ありきであったのとは異なり、小杉町のみが住民の直接投票を行いました。僕はこの経験から「地方自治は民主主義の学校」という基本を改めて学ぶことができたと今でも強く思っています。

もう一つの誇り、それはマイルズがライブを行なった町だということ。そうです、あのマイルズ・デイヴィズです。1988年8月3日、県民公園太閤山ランドの芝生広場に帝王がやって来ました。僕の知人はマイルズの演奏を聴くためにわざわざ飛行機に乗ってニューヨークまで行ったというほどなのに、その日僕は家から買い物用自転車に乗ってマイルズ8重奏団をサンダル履きで聴きに行きました。

昨日の妻のブログにもあったように、その太閤山ランドは現在私たち夫婦のランニングコースの一つです。例の芝生広場もひんぱんに走ります。昨日もランドを走りに行ったとき、子犬と散歩をしている男性とすれ違いました。子犬が道端でおしっこをしました。男性はペットボトルの水を持参されていて、子犬のおしっこを水で流していました。

民主主義が成長するとはそういった自律的主体的行為がいとも自然な形でなされうるということだと思いました。主権を担うことができるようになるということは天性のものではなく、学習経験を通じて培われ、結果あたりまえの大人になるということだと感じました。

写真はマイルズ・ライブ(ライブ・アンダー・ザ・スカイ)in太閤山ランドの主催者から頂いた非売録音源CDです。僕の密かな誇りです。

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