One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ゴミか資源か by T2017/09/17


資源としての木っ端
我が家を建てて下さった大工さんは、同じ町内の宮田建築さんです。現在、宮田棟梁の息子さんが自宅を自らの手で建てています。写真は新築工事の際に出た木っ端です。細かくきざまれており、薪ストーブの焚き付け燃料に最適です。僕は現場へ赴き、ベニヤや集合材の木っ端は除き、無垢材の木っ端を頂いてきました。本当にありがたいです。

薪はただ単に量が確保されていれば良いわけではありません。大中小様々な大きさの薪が確保されていた方がスムーズに火をつけることができます。また今回のように焚き付け用の小さな木っ端に関しては、建材マツのように火力の強い木でも構いませんし、スギなども十分着火が容易です。建材は樹皮が取り除かれているので、雨にあてなければ虫喰いの心配もありません。

ちなみに17年前、我が家を宮田建築さんに建ててもらったときは、木っ端を全て燃料にしたので、廃材処理費分を安くしてもらいました。さらに暖房燃料費が安くなったので一石二鳥でした。

ゴミとしての廃材か、はたまた暖を取るための燃料資源か、同じ事物でも、世界は認識で変ります。

と思っていたところに、近所の方が「畑に撒く籾殻をあげようか?」と声をかけてもらいました。籾殻は分解が極めて遅く、土に混ぜても窒素飢餓の心配が無いそうです。しかも土に直接混ぜれば通気性を良くし粘土質の土をフカフカにしてくれます。土に被せれば霜対策や保湿になります。よって籾殻も貴重な資源と言えましょう。


1週間分のゴミ

追伸:ゴミの話の続きです。写真は我が家の一週間分の可燃物ゴミです。一週間で小サイズのゴミ袋一個です。一週間に一回で一個ですよ!二人家族で毎日3食自炊していますが、野菜など植物性の生ゴミをコンポストで堆肥化すればこれだけのゴミ量で納まります。小さいでしょう。我が家のささやかな自慢です。なぜ自慢なのか。それはゴミの量は無駄な浪費量の関数であると僕は考えるからです。つまり虚しい浪費を抑制すればゴミの量は削減されると考えるからです。何故僕は浪費を抑制したいのか。それは、浪費量とは社会から自分が搾取されている量だと考えるからです。僕は社会からカモにされたくないからです。


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