One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ アインシュタインの手書きメモ by T2017/10/25

2018.02.25に夫がここを走ります!
先刻ニュースで知りました。アインシュタインが95年前、東京滞在中に書いた手書きメモが競売に出品されることになったとのこと。そのメモにはこんな言葉が書かれているそうです。

「静かで質素な生活は、絶え間ない不安に縛られた成功の追求よりも多くの幸せをもたらす。」

エピクロスもヘンリーDソローもアインシュタインも、時代は違っていても同様のことを語っているのですね。

One’s Wayの暮らし、更に一層勇気付けられました。感激。

更にアインシュタインは以下の言葉もメモに

「意思のあるところに道あり」

この言葉は13年前、妻が僕に教えてくれたリンカーンの言葉です。

Where there is a will , there is one's way.

■ 石を積む by T2017/10/25

花崗閃緑岩およそ2トン
エドワード・ムーニー Jr.の2002年発表の小説『石を積む人』に触発されたわけではない。

僕が石積みや石敷きを開始したのは2015年の春だった。その時点で僕はエドワードの小説の存在を知らなかった。石積みを開始した直後に『石を積む人』を原作とした日本映画『愛を積む人』が公開され、ちょっと悔しい気持ちになったのを覚えている。

僕が直に石積みの風景や石畳の道を目の当たりにして心惹かれたのは、1995年のアイルランド旅行に於いてだった。J.M.シングの紀行文で有名なアラン島を夫婦で訪れた時だった。その時は自分も石を積み始めるとは想像もしていなかったが。

今日は知人に2トンダンプを借り、大雨注意報が発令されている中、庄川上流いつもの採石場へ赴いた。今までは石を1つ1つ手でトラックに積み込んでいたが、今回は荷台の高いダンプだったので、採石場の人にバックホーで積み込んでもらった。僕は横で見ているだけ。楽だったことは確かだが、家に搬入してみればほとんど疲れていないのには、少々物足り無さを感じた。

でもこれからが本仕事。写真の石は花崗閃緑岩で一個が直径約35cm30㎏前後。薪割りや雪囲いの合間を縫って石垣を積む幸福な時間が待っている。

Where there is a stone, there is one’s way.
石のあるところに、道は開ける。