One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 解体したTVラックの再利用 by M2017/11/06

今日も秋晴れの朝を迎えました。雲ひとつない快晴です。冷え込んだため、早朝は石畑池に霧がかかり幻想的でした。

早朝から塩炊き

さて、今日は今年4回目の塩炊きです。2月末、6月中旬、9月下旬、そして今日。例年4、5回夫は塩を焚いています。6月の塩炊きは梅干し用に、今日の分はお正月のお鏡と味噌作り用になるでしょう。

燃料は里山の折れ枝、建築用木っ端、それらに今日は解体したTVラックが加わりました。合板だったり、塗装がされていたりして薪ストーブに入れるには少々はばかられるような木材でも塩炊きに使うには抵抗はありません。

TVラックを燃料に

昨日解体したTVラックを今朝から夫がチェーンソーで切り刻み塩炊きの燃料にしました。今回焚いた塩を使うたびに27年間お世話になったTVラックを思い出すことになりそうです。最後のお勤めありがとうございます。


■ 本当の自然について話をしよう。 by T2017/11/06

ジビエ
今朝、梅の木の苗を見ると、そこにはトカゲが刺さっていました。多分野鳥が食糧として刺していったのではないかと思われます。

これが現実世界です。ウェブやPCゲームで展開されている仮想世界ではなく、本当のリアルな自然界では各々生命は必死で生きているわけです。そのせめぎ合いが本当の生態系です。

ところで寒くなるとジビエの季節。ジビエとは鹿や猪など狩猟によって得られた野生鳥獣の食材です。ジビエを食べる自分もトカゲを刺していった野鳥と同類です。

先日、狩猟で得られた地元のカモ肉を食べるのはかわいそうだから、自分は食べないという知人がいました。各人思いは多様です。でもその知人は先日ビーフカレーを美味しく食べていました。各個人内の思いも統合するのは困難なのが、それもまた現実です。現実とは矛盾と不条理に満ちています。

ちなみにもし自分がカモやイノシシのような野生動物と肉牛や肉豚のような家畜動物のどちらかに生まれるとしたら、僕は野生動物の方を選択するでしょう。両者ともたとえ食べられたとしても、野生には命がけで逃げたり格闘したりする自由権が認められているからです。それに反して家畜やペットは常に囲われ、生命そのものが管理され、そして家畜は死そのものも管理されているからです。

ちなみに僕はトカゲの写真を撮った後、干からびたトカゲを外し草むらに投げ入れました。野鳥が戻ってきて獲物が消えているのに気付くのもリアルな現実です。