■ 白侘助の開花 by M ― 2017/11/09
今日、朝食を食べている最中、窓越しに白侘助の開花を確認できました。朝食後、カメラを持って庭に降りて撮った一枚です。葉の濃い緑が花の白さを際立たせています。
20代から30代にかけて私は茶道を習っていました。毎週水曜日の夜、仕事を終えてからお稽古に行く先生のお宅は別世界でした。釜の湯が沸くときに聞こえる音、松風が一番の楽しみでした。
静まり返った部屋に聞こえるのは松風だけ。松風に、湯を注いだり茶を点てたりする音が加わり、神聖な音の世界が広がります。
正味1時間もないくらいのお稽古の時間でしたが、仕事とは別の世界を持つことは当時の私にとってなくてはならないものでした。
白侘助はお稽古で先生宅を訪れた時、床に飾られていたのをきっかけに知りました。清楚な中に佇む気品を感じる姿に一目惚れし、庭を作った時に真っ先に植えました。
30cmほどだった苗木が2mほどに成長し蕾をたくさんつけています。晩秋から冬のOne’s Wayの庭に花を添えてくれることでしょう。
茶道から10年以上遠ざかってしまいましたが、白侘助の花を見るたびに茶道を嗜んでいた時代を思い出します。
20代から30代にかけて私は茶道を習っていました。毎週水曜日の夜、仕事を終えてからお稽古に行く先生のお宅は別世界でした。釜の湯が沸くときに聞こえる音、松風が一番の楽しみでした。
静まり返った部屋に聞こえるのは松風だけ。松風に、湯を注いだり茶を点てたりする音が加わり、神聖な音の世界が広がります。
正味1時間もないくらいのお稽古の時間でしたが、仕事とは別の世界を持つことは当時の私にとってなくてはならないものでした。
白侘助はお稽古で先生宅を訪れた時、床に飾られていたのをきっかけに知りました。清楚な中に佇む気品を感じる姿に一目惚れし、庭を作った時に真っ先に植えました。
30cmほどだった苗木が2mほどに成長し蕾をたくさんつけています。晩秋から冬のOne’s Wayの庭に花を添えてくれることでしょう。
茶道から10年以上遠ざかってしまいましたが、白侘助の花を見るたびに茶道を嗜んでいた時代を思い出します。