One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ イノシシ対策用の柵が完成間近 by M2017/11/12

完成間近、イノシシ対策用の柵
一昨年の夏に初めてイノシシ被害に遭って以来、イノシシの侵入に悩まされ続けていました。

一昨年は菜園が被害にあい、夫は冬の間に単管パイプと木製の板とで菜園の周囲を囲みました。その甲斐あり、以降菜園でのイノシシ被害はありません。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/01/07/8309864

昨年の夏、今度は庭にイノシシが侵入し百合根を根こそぎ掘り上げられて食べ尽くされてしまいました。夫がとった対策は「ししがき」でした。近所の竹やぶから切り出した竹を地面に打ち込み、庭の萩の枝で竹と竹の間を編みました。その後、1年はイノシシ被害はありませんでした。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/01/09/8311831

ところが、今年の6月末に再び庭にイノシシが入り込み、昨年に引き続き、百合根が被害にあいました。その後も、何度か侵入し、椿の苗木を倒されたり、栗を食べられたりと「ししがき」での対策の限界を思い知ることとなりました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/06/29/8606387
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/09/14/8676852

そこで、夫は考えました。その柵がようやく完成を迎えそうです。

材料費は10万円弱。コストパフォーマンスが高く、性能も確かで、耐久性のある柵になったのではないかと思います。

亜鉛ドブ漬けの単管杭を40本打ち込み、1本の杭につき2個、計80個のクランプを取り付け、そこに半分に切ったガルバリウム鋼板を針金で取り付けたものです。

材料費の内訳は以下のとおり
亜鉛ドブ漬け単管杭  1,500円×40本=60,000円
クランプ 150円×80個=12,000円
ガルバリウム鋼板 900円×20枚=18,000円
ステンレス製針金

さらに、杭を抜けば移動もできます。

お世話になったのは「コメリ」です。近郊には「カーマ」、「ムサシ」、そして「コメリ」、3つのホームセンターがあるのですが、亜鉛ドブ漬けの単管杭とシルバーのクランプを取り扱っていたのは「コメリ」だけだったとのこと。

夫の情報収集力とアイディアには恐れ入っています。おかげで9月中旬に被害にあって以降、庭へのイノシシの侵入は認めまれません。

■ TAD富山県美術館コレクション展とビエンナーレとやま2017 by M2017/11/12

6月29日、TAD富山県美術館のプレオープン時に訪れて以来2回目のTAD訪問でした。今日はビエンナーレとやま2017の第4期ギャラリートークとも重なり、楽しい1日を過ごすことができました。

8月26日の本格オープン以来大変混雑しているという噂でしたが、企画展がない今日は比較的空いているのではないかと目論んでの訪問でした。また、富山県立近代美術館のコレクションが好きでしたので、それを存分に見られるという期待もありました。

さらに、ガラス造形作家の本郷仁さんがビエンナーレとやま2017の第4期に出展中でギャラリートークもされるとのことでしたので、今日はTADに行くべき日だったのです。

結果は、期待以上の1日となりました。

べルナール・ビュッフェ 闘牛士


マッキントシュの椅子


モンドリアンの椅子
大好きなビュッフェの作品展示があり、椅子のコレクションも満喫できました。マッキントシュの椅子にはイギリスデザインのモダンさを、モンドリアンの椅子には我が家のカラーコンセプトとの一致を感じました。

TADコレクション
実際に座ることができる椅子もあり、贅沢な時を過ごせました。

さらにその後、ビエンナーレ2017のギャラリートークを拝聴。本郷仁さんの作品には分かるという行為と曖昧さとの狭間で感じる何とも不思議な感覚を味わいました。

富山県美術館は富山の誇り。コレクションだけでも、現代美術が好きな私たちにとっては時間がどれだけあっても足りないくらいの展示内容でした。

近いうちにもう一度行くことになりそうです。