One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 水拭きして年輪を刻む by T2018/02/13


寒い時期、薪ストーブを焚くと我が家の室内の湿度は一階で約50パーセント、二階で40パーセント台になります。空気が乾くとホコリが目立つようになります。時々掃除機をかけた後、雑巾で床の水拭きをします。

我が家の延べ床面積は約30坪、その内バスルームと脱衣場、勝手口の3、5坪を除き全て杉板張りの床ですので水拭きが可能です。

キッチンシンクやレンジ下も杉板で、ワゴンを引き出して水拭きします。bue-due製の木製ワゴンも引き出して後ろも水拭きします。清潔が重要なキッチンに死角を作らないのは大切だと思います。

<キッチンシンク下>
キッチンシンク下

キッチンシンク下の清掃終了

<キッチンワゴン>
キッチンワゴン奥

キッチンワゴン定位置

杉材は柔らかいのでキズが付きやすいということで嫌う方もいます。むしろキズは付くものだからと認識してしまえば、かえって気になることは少ないと僕は思います。更に杉の木目が経年によって浮き出てきます。これが何とも言えない味わいなのです。階段の踏み板に浮き出た木目は自然の滑り止めにもなります。

これが堅木の床材だったらキズは付きにくいかもしれんませんが、一旦キズが付くと目立ってしまいとても気になると思いました。また合板のフローリングはキズに注意して大事にしていても、表面の印刷塗装が剥げてしまい、経年の味わいを楽しむことができません。

杉材の床板

浮き出た木目、節の割目、時間と共に刻まれる様々なキズ、全てこの家に刻まれた年輪です。

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