■ 見ることと信じること by T ― 2018/03/03
今朝、家から撮影した写真です。見て下さい。遠くの杉林で出火?
実際は火事ではありません。我が家の薪ストーブの炎が窓ガラスに映り込み、夜明け直前の里山風景と同化していたのです。でも一瞬見たときにビックリします。
先日、妻が東京の森美術館で開催されているレアンドロ・エルリッヒ展をブログ記事にしていました。彼がアート作品を通じて訴えているメッセージは展覧会のパンフレットのキャッチコピーにもあるように、「見えていることだけが現実ですか?体験することで世界が違って見えてくる!」です。
多彩な情報やリアル感のある映像に満ち溢れている現代において、自分で体験し、自分で行動して、自分の考えや主張を作り上げる機会が損なわれてきています。エルリッヒはそのことに警告を発しているのかもしれません。
強烈な映像を見せつけられ植えつけられた雪国で暮らすことの大変さ。少子高齢化や過疎化に対する不安、感染症や病原菌に対する恐れ、テロや核戦争に対する恐怖などなど。
メディア・リテラシーを正常に機能させるためにも、自らの体験と行動と熟考を、更に大切にしていく必要があると僕は考えます。
実際は火事ではありません。我が家の薪ストーブの炎が窓ガラスに映り込み、夜明け直前の里山風景と同化していたのです。でも一瞬見たときにビックリします。
先日、妻が東京の森美術館で開催されているレアンドロ・エルリッヒ展をブログ記事にしていました。彼がアート作品を通じて訴えているメッセージは展覧会のパンフレットのキャッチコピーにもあるように、「見えていることだけが現実ですか?体験することで世界が違って見えてくる!」です。
多彩な情報やリアル感のある映像に満ち溢れている現代において、自分で体験し、自分で行動して、自分の考えや主張を作り上げる機会が損なわれてきています。エルリッヒはそのことに警告を発しているのかもしれません。
強烈な映像を見せつけられ植えつけられた雪国で暮らすことの大変さ。少子高齢化や過疎化に対する不安、感染症や病原菌に対する恐れ、テロや核戦争に対する恐怖などなど。
メディア・リテラシーを正常に機能させるためにも、自らの体験と行動と熟考を、更に大切にしていく必要があると僕は考えます。