One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ヤマザクラとユキヤナギ by M2018/04/08

前庭の春
前庭のヤマザクラとユキヤナギが見頃となっています。一昨日からの寒さで震えるような気温ですが、ヤマザクラとユキヤナギの周囲は春爛漫。

周囲を見渡せば、木々の枝先には新芽の膨らみが見られます。コナラ、ケヤキ、クヌギ、シイetc. ヤナギとライラックは黄緑の新葉を出し始めています。

空気は冬に戻りましたが、庭の暦は着実に進んでいます。

■ 山笑う 庭笑う by T2018/04/08

コナラの芽吹き

里山の代表格であるコナラの芽吹きです。もうすぐしたら里山が白く変化して、正に山笑う季節となります。

コナラは庭木に用いられることがあまりなかったようです。コナラやクヌギなどは庭木ではなく雑木と呼ばれています。でも最近都会では雑木の庭がチラホラ増えてきているようです。ガーデニング雑誌には都会における規模の小さい雑木の庭が多く取り上げられています。

都会の庭と異なり、我が家は雑木里山の中で雑木の庭を育てています。周囲にコナラやリョウブなどの雑木がいっぱい自然にあるのに、何故家の周りに更に雑木を植えるのかと質問されることもあります。僕の頭の中では、庭を育てているというより里山の一部を育てているという認識があります。

いかなる生き物でも、それを世話するということはとても手のかかることです。最も手のかかる世話は、世話する者が世を去った後の世話です。世話をしてあげたくても不可能だからです。

私たちがいなくなったら、自然な形で周りの里山に溶け込んでいき、我が庭の雑木たちとその子孫たちが育っていってもらいたいと願っています。