One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 朝から天ぷら by M2018/04/11

里山の恵み
昨日夫が収穫したタケノコとタラの芽の初物を、今朝天ぷらにしました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2018/04/10/8823136

原木生椎茸と鯛のかまぼこも一緒に揚げました。

夫と朝食を取りながら里山の恵みに感謝。この地に移り住むまでは、里山を過小評価していたように思います。薪ストーブが絵になる場所が、これほど豊かな場所だとは、20年前には想像できませんでした。住んだからこそ享受できる里山の恵み。最寄りの駅まで8km。バス停までは数百mですがバスの本数は一日4本。それでもこの地の魅力はなにものにも代え難く、命尽きるまで住み続けたいと心から思います。

■ 時間の止まったランニングの世界で by T2018/04/11

超ダサいアシックスのターサーシューズ
スポーツ機材の進化は著しい。スポーツ用衣服、スポーツ用道具の進化はスポーツ記録の更新にかなり影響している。自転車競技の世界においてもその傾向は極めて強い。記録に対する自転車という道具機材の占める影響の度合いが極めて大きいからだ。30年前だったらプロフェッショナルもホビーレーサーも使用している自転車のグレード及び価格はさほど差が無かった。現在ではプロのハイスペックな自転車は桁外れに高額である。

そんな中、ランニングの世界は例外である。ランニングの世界ではエリート選手になればなるほど進化した機材を必要としなくなる。クッション性の優れたシューズ、サポート力のあるアンダーウェア、保温性の優れたウインドブレーカー等々を必要とするのは初心者やホビーランナーであり、ハイレベルな選手や大会になればなるほどそんな進化した機材は見受けられなくなる。

シャツ一枚、短パン一丁、シューズも軽くてペラペラな代物で現代エリートランナー達は走り抜ける。1896年の第1回近代オリンピック、マラソン優勝タイムは2時間58分50秒(距離40㎞)だったが、現在2時間を切ろうとしているエリートランナーの着用している衣類シューズとの間に決定的大差はない。これは次年1897年に始まったボストンマラソンにおいても同様であろう。まるでマラソンの世界だけ100年以上時間が止まっているかのようだ。

僕は、もし2020年のボストンマラソンに出走する資格を取得できたならば、是非、白シャツ一枚、白短パン一丁、超ダサいアシックスのターサーシューズのみで走りたいと思っている。サポーターやキネシオテープなど一切無しで、自分の筋肉のみで走りたいと思っている。時間の止まったランニングの世界で、時間との闘いに挑むのだ。

参考 : マラソン記録用語にはサブスリー(3時間を切ること)、サブフォー(4時間を切ること)、サブテン(2時間10分を切ること)などがあるが、BQ(ビーキュー)という記録用語がある。これは、ボストン・クオリファイといってボストンマラソン出場資格を満たす記録のことである。僕の現在の年齢におけるBQは3時間30分である。しかしこれはあくまでも足切りタイムであり、実際に出場するためにはそれ以上の持ちタイムがないと参加資格が与えられない。