■ 10周年と9周年 by M ― 2018/04/22
写真は、月刊「まんまる」の2009年6月号です。表紙は我が家の庭。9年前の今頃、撮影が行われました。当時は、イングリッシュガーデンが人気でした。そのような時代に、雑木の庭を取り上げていただき感激したことを覚えています。
造園が10年前の今頃でした。その前の2年ほどは施工業者さんを探していました。雑木の庭のイメージを理解してもらえる業者さんが見つからず苦労したことも今は良い思い出です。
造園当初は私の背丈ほどだった樹木が10年で大きく成長しました。クヌギは5倍を超えたのではないでしょうか。窓からの眺めは庭から林へと変化したように感じます。庭に敷き詰められていた芝の殆どが苔に変わり、趣が変わりました。
また、遣水の脇に置かれた石のオブジェは、造園当初は庭のアクセントになっていました。現在は成長した樹木の傍でひっそりと佇む存在になっています。大きく感じた腰かけ用の石や土留め石も今では小さく感じるほどに。
私達よりも長く生き続けるであろう樹木たち、私達がこの世を去った後もこの地に残り、里山の風景の一部であり続けることでしょう。
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↓ after 以下、今朝の庭の写真です。