前回の記事で妻が、日頃視界に入る美しいデザインや自然の光景が知らず知らずのうちに人々の感性を鍛えていくと語っていました。僕も同感です。
道路沿いに捨てられたゴミやタバコの吸い殻は勿論、電柱、看板、上り旗などもそうです。
欧米では家の前庭が雑草だらけで手入れされていなかったり、公共の道路に面したところに洗濯物やシーツなどが干してあると、近所の住民からクレームを言われるそうです。もっともな事だと僕も思います。
日常の風景は公共の財産であり、不断の努力で維持していくものだという点で、人間の権利に似た性格を有しているようですね。