One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ アイルランドの思い出_2016春 2日目:OK SPORTSの店主John O’Keefe氏のもとを訪れる by M2018/05/16

2016年4月6日(水)

この旅の一番の目的は、アイルランドの南東部に位置するCarrick-on-Suirにあるスポーツショップ”OK SPORTS”の店主John O’Keefe氏のもとを訪れることでした。

Carrick-on-Suirは、夫が溺愛するサイクリスト ショーン・ケリーの出身地です。 1度目の旅では鉄道でCarrick-on-Suirに到着しました。慌てて飛び降りたにもかかわらず、列車が5分以上停車していたことを以前記事にしました。

その理由が今回の旅行で判明しました。

移動の足VW

2度目の旅行から車をダブリン空港で借りて移動しています。この日、ダブリン空港でフォルクスワーゲンの小型車を借りてCarrick-on-Suirへの移動中、街の入り口の踏切で遮断機が降りたのです。それも人力で!列車の通過前に人(たった一人の駅員さん?)が踏切に出て来て遮断機を降ろし、列車が通り過ぎた後再び駅員さんが踏切にやって来て遮断機をあげたのです。乗降客が駅を去るまで、私達は車の中で待たされたということです。

人力の遮断機

さて、最初の旅行1995年でショーン・ケリーが誕生した街を訪れて、私たちが最初にしたことは、宿を見つけること。幸い駅から歩いて数分のところにB&Bを見つけて宿を確保。その後、街の自転車ショップを探しました。東西に長い街、といっても300mあったかなかったか。その東端にそれらしき店を発見しました。それが、OK SPORTSでした。店頭に自転車が並べられており一目瞭然。恐る恐る店に入った後の、思いも寄らぬ出来事は以前の記事をご覧ください。

また、2005年の2回目の旅行で再びお店を訪れた時のことは以下の記事にあります。

今回の目的は、店主のJohn O’Keefe氏にお会いすることでした。真っ先にお店に向かったのですが、昼食休憩中のようでお店は閉まっており、しばし街の散策の後にお店を訪れることにしました。車を街の中心にあった駐車場に停めてから歩き出しました。この日のCarrick-on-Suirは冬に逆戻りしたような寒さで大粒の霰が降ったり止んだりの中での散策となりました。

2回目の訪問で整備されていたショーン・ケリー・スクエアを再び訪れると落書きが!強風と霰の中を渡ったSuir川。ニューブリッジからオールドブリッジを見ることができました。
ショーン・ケリー・スクエア

Suir川

OK SPORTSを目前に霰が強まり駆け込んだ教会。暖房が寒さから救ってくれました。

教会

先の2回の旅行で滞在したB&B「FATIMA HOUS」は営業をやめられたようで看板は外されていました。

元B&B FATIMA HOUSE

午後2時、再びお店の前へ行くと店名が「O’K CYCLE & SPORTS」に変わっており、珍しい今風の三輪車が店頭に飾られていました。店内にはO’Keefe氏の姿があるではありませんか!

OK SPORTS

二人で店に入り10年ぶりの再会をO’Keefe氏も大変喜んでくださり、近くのレストラン「O’Ceallachain’s」で食事をおごってくださいました。デザートまでいただいて最後に記念写真を!隣の席の母娘はご近所さんのようで、お店のスタッフともO’Keefe氏とも顔見知りの。旦那様(お父様)が中国人とのことで、親近感を持ってくださったようでした。

記念撮影

お腹が一杯になった後は、この日の宿泊地、ウオーターフォードへ向かいました。Marina HOTELはSuir川の河口付近にあり、部屋の窓から川の流れを望めました。

ウオータフォードMarina HOTEL

旅の残り8日間はおまけです。70歳のO’Keefe氏にお会いでき、この旅の8割を終えたようなものでした。