One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ アイルランドの思い出_2016春 7日目:スライゴへ足をのばす by M2018/05/23

2016年4月11日(月)

この日の朝は街の中心部の気になっていたスポットをランニングでまわりました。Magee’s Factoryはドネゴールツイードの工場です。この日の最後に夫は自分用のハンティング帽をMagee’s Shopで購入しました。

Magee’s Factory

2日前、ドネゴール入り前に訪れたCRAFT VILLAGEにも足を伸ばしました。フェルトで描かれたドネゴールの風景がとても素晴らしかったことを覚えています。

ドネゴールクラフトビレッジ

スライゴへの途中、ドラムクリフという小さな街の教会に立ち寄りました。フランスで息を引き取ったイエーツの墓があります。遺言に従って死後9年経ってからこの地に遺体は移されたそうです。その教会はこの旅で一番の美しさでした。

ドラムクリフ教会

スライゴの街の中心にはイエーツの像が。1923年にノーベル賞を受賞しています。経済的には苦難が多かった国ですが、文学者の排出には目を見張るものがあります。それもこの風土が生み出すのかもしれません。

街から南へ向かいキャロウモア遺跡へ。標識が少なく途中迷いながもなんとかたどり着きました。紀元前5000年ほどの遺跡。つい先日まで牧草地だったような場所に突如現れる墓跡群に不思議な気持ちになります。

キャロウモア遺跡

その後、景勝地と言われるギル湖へ向かうもののあまりの寒さに車から降りるのさえ憚られました。パーク城の見学も屋内中心になりました。城内のホールには水仙とレンギョウがいけられており、日本の東北ぐらいの気候のように思えました。場内の庭園には屋外サウナや湖畔を眺めるスペースがあるなど贅沢なつくりでしたが、寒さに震えながら足早に見学を終えました。

ギル湖畔パーク城

ドネゴールの街に戻って、Magee’s Shopでハンティング帽を購入。最後の夕食をThe Old Castle Barでいただきました。暖炉では店主が泥炭をくべる姿も。この日はギネスに鹿肉のシチューとヒラメのソテーを。海の幸、山の幸、共に美味しくいただけるのはやはり島国。同じ島国日本で、こんなに容易に地元産の魚介と肉を食べられませんよね。豊かさって?と考えさせられました。

Magee’s Shopに展示されていた織り機

この日もギネス

いよいよ翌日はドネゴールを後にし、北アイルランドの地を再び踏みます。お目当てはブシュミルズ蒸留所です。


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