One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 打ち水は内水? by T2018/07/25

前庭に打ち水
夕方4時、訪問客の到着前、前庭の苔の地面や植栽に水を撒きます。
何ということでしょう!
吹く風が確実に変わります。

この植栽への水撒きは打ち水とも捉えることができます。

ついでに主庭(バックガーデン)のアジサイへの水撒きを兼ねて打ち水。飛び石の表面が濡れて色が変わり、庭から室内へ吹き込む空気が確実に変わりました。これは我が家の微気候変動とも言える現象です。

地球規模で地球温暖化という気候変動が、人間の活動によって生じています。かつては天気の話は当たり障りのない話でしたが、昨今は違います。「この暑さ、豪雨は誰のせい?」と、障りのある話になりつつあります。皆さん猛暑でかなりイライラしていらっしゃるのかな?

アメリカ人や中国人が大量エネルギー消費を止めなければ、自分1人が省エネしたって意味が無い、とか、発展途上国が人口を増やすから温暖化が進むんだとか(日本は人口増やせと言ってるんだけど・・)、天気を人のせいにしつつあります。人にせいにしたって、天に唾はくようなものだけど。

基本的に僕は利己主義者なので、自分の周りさえ涼しければ良いという性格です。だから自分の周りだけ打ち水をして、家族と訪問者に涼をもてなします。人のせいにする主義より利己主義を僕は選択します。

でも僕は利己主義者ですが、一応隣人には配慮しているつもりです。打ち水はエアコンの室外機と違って、自分以外のところに熱気を排出することはありません。当然省エネでもあり地球温暖化を促進させることはありません。

経済の活性化はエネルギー消費を加速させ、地球温暖化といった気候変動を加速させます。そして猛暑と豪雨災害等を引き起こし、莫大な経済損失と国家財政負担を招いています。つまり自分達だけ豊かになろうとして逆に大損をしているというのが私たちの現実です。

何はともあれ、自分の身は自分で守るようにした方が良いと思います。というわけで今日も僕は利己的に自分の屋敷の内にのみ、打ち水をします。