One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 里山の塩は血と汗の結晶 by T2018/07/26

里山の塩
人間も進化の過程を遡れば海中生物にたどり着くのは常識。つまり人間の体には海中生活の名残があります。それは血液、体液。

人間の血清(血液から血球を除いた成分)と海水のミネラル構成比率は非常に似ていると言われます。

すなわち、富山湾の水深300メートルから汲み上げる海洋深層水を、自宅の焚き火場で煮詰め、再結晶させて取り出した「里山の塩」は、その成分比率が人間の血液、体液に非常に似ているというわけです。

ところで、汗の主成分は水ですが、同時に塩分、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの血液に含まれるミネラルも一緒に発汗によって排出されます。排出されれば当然、新たに摂取補充しなければなりません。

結論を言います。海水から作った天然塩である「里山の塩」を摂取していれば、必要な塩分及びミネラルをカバーできるというわけです。

ちなみに、一般的に売られている食塩(精製塩)は塩化ナトリウム(塩分)が99,5パーセント以上で、他のミネラル成分がまず含まれていません。よくマスコミが「熱中症予防に水分だけでなく塩分も取りましょう。」と言っていますが、ミネラル分が欠如しています。

我が家では自家製梅干しや自家製味噌は「里山の塩」で作ります。夏野菜の自家製キュウリや自家製ナスも「里山の塩」で食べます。妻は今後、かき氷のシロップや金時作りにも「里山の塩」を使って作る計画をしています。

「里山の塩」は里山の折れ枝などを燃料として煮詰める労働作業という、いわば僕の血と汗の結晶ではありますが、「里山の塩」成分そのものが血と汗成分そのものなのです。