One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 我が家のマント植物たち by T2018/08/17

マント植物の壁
自然森林の辺縁部にはアカメガシワやエゴノキなど森林内部の環境を整えるマント植物 が自生します。これらの背丈の低い陽樹木は、日光を求めて森林の外側で命を繋ぎ続け、彼らのおかげで森林内部の湿度が保たれたり強風が緩和されたり、いわゆるマントの役割をしています。

我が家の雑木屋敷林にも、当初ヤブデマリやアカメガシワなどが自生していました。僕はそんなマント植生の中にムクゲの木を数本移植しました。ムクゲはどんどん種を落とし、暑さ知らず手間いらずで繁殖し、我が家のマントの仲間入りを果たしました。

写真は我が家南西側、マント植物による緑の塀です。手前にヤブデマリの緑葉、次に花盛りのムクゲ、奥にアカメガシワが並びます。更に足元には花を終えたシランがタネを付けています。ちなみにマント植物の後ろには林内の主高木コナラやカツラが頭を出しています。

ムクゲをはじめ我が家のマント植物たちは、雑木屋敷林内の環境を整えてくれると同時に、外部からの目隠しにもなって、林内に暮らす私たちをも守ってくれています。マント植物の塀は地震で崩れ倒壊することは無いでしょう。

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