One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 薪ストーブで マインドフルネス by T2018/10/25

薪ストーブでマインドフルネス

薪ストーブに火が入るとお湯も沸きます。電気ポットは嫌いなので、お湯はその都度ガスコンロで沸かしていますが、薪ストーブシーズンになるとその必要がなくなり、常にお湯が常備されて有り難いです。

朝食の最後に御飯茶碗にお湯を注ぎ、食べ終わった梅干しのタネも入れて、ちょっと梅干しの味のするお湯を飲み干します。すると御飯茶碗の内側がキレイになり食器洗いが楽になります。洗剤も殆ど必要無くなります。

調理の際、鋳鉄製ガスコンロを着火するのにマッチを擦ります。使い終わったマッチ棒は薪ストーブの炉で燃やします。使い終わったマッチ棒は我が家では「最小の薪」と呼んでいます。だから使い終わったマッチが常に片付きます。

洗い終わった鉄鍋や鉄フライパンを薪ストーブの天板上にしばらく置いておくと水気が取れます。だから錆が予防できます。ついでに布巾類も乾きます。

こうして薪ストーブのおかげでキッチン周りはスッキリし、調理や食事の一つ一つの動作に自分の意識が向けられ、よって一つ一つの動作が丁寧で注意的になり、気持ちがスッキリゆったり且つ覚醒します。最近の言葉で言うとマインドフルネス(今この瞬間に集中する心のあり方)でしょうか。

便利さは、その代償として意識や注意を希薄なものにしがち。

一方、手のかかる薪ストーブの周りには、日常この瞬間の満足感が満ち溢れています。

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