■ 休まず消費することが目的の消費 by T ― 2018/10/28
思うに、日本における休日とは休む日でなく「消費する日」だ。
ハッピーマンデーなどはその最たるもので、連休を作る意図は旅行や外出などで消費を促す目的なのだろう。本当に心身を休める目的ならばこまめに休んだ方が効果的のはず。
有給休暇を積極的に消化させようとするムーヴメントにも、ひょっとしたら消費活動を活発化させ、内需拡大という意図が盛り込まれているのかもしれない。
生涯現役という美辞麗句にも、一生涯汗水垂らして稼いだ分を消費し続ける、言わばタフな高齢消費者であってもらいたいという願いが込められているのかもしれない。
僕はアマノジャクなので、お金を使わせようと促されればされるほど、それに逆らってしまいがち。消費を促されればされるほど逆に生産活動をしたくなる。やれやれ困った性格だ。
休日に暖房を効かせてTV視るよりも、薪割りをして体内から熱を生み出す。
休日にTVでマラソン中継を観るよりも、ジョギングして健康を生み出す。
休日に車でゴルフしに行くよりも、自転車で山道を上り筋肉量を維持する。
休日に健康的な外食するよりも、健康な野菜を育てる。
休日に紅葉を観にドライブするよりも、庭の花木を育て酸素を生産する。
これらは全て僕のひねくれたアマノジャク的性格から生まれる生産活動。
僕は一生涯現役のタフな高齢生産者になりたいようだ。
先日の休日は、焚き火でバーベキューするのじゃなくて焚き火で「里山の塩」作りをしてしまった。やれやれ。