One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 家は冬をむねとすべし by T2018/11/25

薪ストーブの煙突

ようやく本格的に寒くなってきました。薪ストーブの面目躍如です。

吉田兼好は徒然草の中で、「家の作りやうは夏をむねとすべし。冬はいかなるところにも住まる。」と述べています。

しかし南北に長い日本は気候における地域差異が大きい。富山が最も印象強い季節は雪の降る冬。富山に住む者にとって最も厳しい季節は冬。よって富山の家の作りやうは冬をむねとすべきです。

東京を中心とした太平洋側と同様な暖房設備で、富山の冬を過ごそうとするのはちょっと頼りない。しっかり遠赤外線を出して身体の芯から輻射熱で暖まるストーブに優る暖房器具は、今のところ僕には見つかりません。

また、雪が積もると室内で過ごす時間が多くなります。煙突から排気する薪ストーブは、家の中の空気を汚さず一日中家に居ても快適。

煙突排気は燃焼による水蒸気も外へ排気し、室内が乾燥します。よって洗濯物がよく乾きます。

冬をむねとすべしとは、薪ストーブをむねとすべし。

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