One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 収入増労働よりも支出減労働 by T2018/12/05

今年最後の薪原木切り出し
1年間で消費する薪はどのくらい?の質問には、
我が家ではだいたい10立米あったら大丈夫、と答えます。
何トンと重さで言われても想像しづらいですが、体積であれば想像しやすいでしょう。
10立米だと1×2×5メートル。

夫婦二人暮らしの我が家の場合、大型鋳鉄薪ストーブが一台と、寝室に蓄熱式暖房機が一台。これで家全体を暖房しています。

蓄熱式暖房機の電気料金が1年間(1シーズン)で約17,000円。
薪代は、チェンソー燃料代、運搬ガソリン代、薪原木を頂いた返礼を除き、自産しているので0円。さらに夏場は扇風機のみで十分なので、冷房費はほとんどかからず、よって1年間の冷暖房費は2万円あれば十分です。

(参考までに僕の所属する金山里山の会で販売しているコナラの薪は、1立米を2万円で販売しています。これでも相場からすると格安です。)

約10立米の薪を自分で作るために必要なモノは自らの時間と自らの労働力です。
自らの時間と自らの労働力を生活固定費削減に活用することは想像以上に有効だと考えています。

僕も含め多くの人間は自らの時間と労働力を市場に差し出し、その見返りとして収入サラリーを得ています。今以上に収入を増やそうとすれば更に自らの時間と労働力を差し出さねばならないかもしれません。ならば安定的な基礎収入源を確保した上で余った時間と労働力を、生活する上での必須な支出削減に差し出す選択肢もアリかなと考えます。

また現在の年齢時期から生活固定費の少ないライフスタイルを習慣化することで、無駄遣いの少ない落ち着いた老後を実現したいと考えています。

写真は今年最後の里山からの薪原木伐り出し。根雪が積もる前に割って薪置き場に積む予定。この薪は来来シーズン用の薪です。

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