One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 多様性の魅力 by M2018/12/11

夕暮れ
ドイツでの研修のテーマは「多様性のある社会の実現に向けて」でした。貧困、障害者、移民といったマイノリティを包括した社会の実現に向けて活動している様々な施設を訪問させていただきました。

帰国後、夫が所属する「金山里山の会」の活動に参加する機会が2度ありました。その会は地域の里山の保全活動をとして魅力のある地域づくりを目指しています。メンバーは地域住民、移住者にとどまらず、市内の薪ストーブ愛好家、行政マンetc.も含んでいます。さらに、大学や研究所に所属する研究者、学生、企業と社員の家族も活動に加わることがあります。

先日の集まりで「金山里山の会」の魅力はメンバーの多様性にあるとおっしゃった方がいましたが、私も同感です。

木を倒すことに長けた方、研究肌の方、PCの操作がお上手な方、WEBサイト作成に仕事で関係している方etc.

多様なメンバーの力を見つけ、上手く引き出し、やる気を起こさせ、バックアップする方も貴重です。

面白いことにメンバーの職業(勤務先)をそれぞれがあまり知らないのです。このことはドイツでのプライベートな時間の活動ととても似ているのです。一方で、仕事上のスキルや人脈を会の活動に提供してくださる方も大勢います。

そのような様をみると、多様性が持つ豊かさを「金山里山の会」は具現化しているようです。これには会長の前川さんのお力は大きいと思います。さらに先日の集まりで前川さんを支えていらっしゃる方々の存在も知れました。多様性に富んだメンバーが揃う「金山里山の会」の未来への期待が高まる機会となりました。

ドイツの訪問先と日本の「金山里山の会」に共通のものがあったということは、2018年の私のキーワード「固有性に宿る普遍性」に通じるものを感じます。

金山里山の会の「多様性」には大きな力がまだまだ潜んでいそうです。

写真は昨日の夕暮れ。南西の空で三日月が鋭い光を放っていました。月にはどのような可能性があるのでしょうね。

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