One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 遠赤外線の可視化 by T2019/01/20

遠赤外線の可視化

写真は先日の朝、我が家の窓から撮影した風景です。朝日が差して霧が発生し始めました。

放射冷却によって霜が降りた朝、朝日によって急速に温められた大地と、まだ冷たいままの大気との間における温度差によって、水蒸気が凝結し霧となって湧き上がりました。

この霧こそが、視えない太陽遠赤外線を可視化したものだと僕は思っています。遠赤外線は直接物質そのものを温めます。空気という物質も温めますが空気が温まるよりも先に直接大地が温まります。

私たちが日陰から日向に出た瞬間に暖かく感じるのは、太陽遠赤外線を身体に浴びるからです。日陰も日向も気温は同じなのに。

太陽の遠赤外線には及びませんが、薪ストーブも遠赤外線を放射し直接身体や家を温めます。室内の気温が上昇する前に直接身体が暖かくなります。

本当に大事なものは目に見えないものです。でも時にはその気配を感じることができます。遠赤外線による霧のように。

コメント

トラックバック