One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 神は財産に宿る by T2019/03/24

蛇の抜け殻

時々積まれた薪山の中に蛇の抜け殻を発見します。薪は隙間無く積むのではなく、空気の通り道を残すように粗く積んだ方が薪の乾燥が進みます。蛇にとって薪と薪の間は涼しく快適なのでしょう。そこで脱皮成長するというわけです。

生まれてこのかた蛇の抜け殻を発見した経験の無い人も大勢いるでしょうが、僕は日常的に経験します。ちなみに僕は巳年生まれです。

蛇は神の使い、家の守り神と言われます。また蛇の抜け殻を財布に忍ばせておくとお金財産が貯まるという言い伝えがあるそうです。

そんな言い伝えよりも、既に十分蓄えられた薪山そのものが僕にとって貴重な財産です。何せ薪山があれば石油価格や電気料金を全く気にせずに冬を越すことができるからです。株価の動向によって資産価値が上下する心配も無く、眼前に薪山は確実に存在します。仮に泥棒が盗もうとしたらかなりの重労働でしょう。薪小屋に施錠した経験はありませんが、薪を盗まれたこともありません。

薪山で見つかる蛇の抜け殻は、将来財を生み出すであろう縁起物というよりも、薪をコツコツ積み上げ、いつの間にか財産がこんなにも貯まっちゃったぞという証とも言えます。

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