One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 安全なドロップハンドル by T2019/09/07

約100年前のドロップハンドル
自転車はドロップハンドルに限る。ドロップハンドル以外僕には考えられない。

レースの話に限定しているのではない。日常普段乗りも含めてドロップハンドルの自転車は機能的で理に適っている。そして限りなく安全である。

ドロップハンドルは危険と主張する人がいる。僕の体験上危険と主張する人の99%以上は日常的に自転車に乗らない人である。フィーリングで主張しないで頂きたい。根拠の無い主張こそファシズムの危険が在る。僕は人生でそんな人の何万倍・何十万倍もの距離を自転車に乗っている。落車で骨折した経験すら一度も無い。よって帰納的にドロップハンドルは限りなく安全であると僕は結論付ける。

なぜドロップハンドルは理に適っているか。それはハンドルを握る場所がいくつもあり、よっていくつものポジショニングが可能であり、身体にかかるストレスを分散できるからである。睡眠で喩えると寝返りの自由な睡眠ということである。寝返りのできない睡眠は辛く不健康で命の危険さえ在る。

写真は約100年前の自転車。既にドロップハンドルが使用されている。

ところで里山自然界の危険性はどうか?

スズメバチ、マムシ、クマ、マダニ・・里山には危険な生き物が居ることは居る。
焚き火、ナイフ、チェンソー・・里山では危険なアイテムも使用する。
池堤で溺れる、雷に打たれる、山から滑落する、用水にハマる・・

でも現実には傾向として無事である。よっぽど車の事故の方が高確率である。
クマに襲われる確率よりも車に轢かれる確率の方が極めて高い。
でもクマは排除されても車は立ち切り禁止にならない。

危険の感覚には偏ったバイアスがかかりやすい。そしてシェイクスピアが言っている。
「臆病者は死ぬまでに何度も死ぬ。勇者はただの一度しか死なない。」