One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 金次郎の金言 その2 ー日々を丁寧にこなすー by T2019/11/29

今朝の日の出

先日のブログ(金次郎の金言)の続きです。
日々の暮らしを丁寧にこなすという僕なりの事例をいくつか挙げましょう。

一日着用したスーツやジャケット、パンツは直ぐにクローゼットに仕舞いません。帰宅後ブラッシングして埃等を取り除きます。そして一晩部屋にハンガー掛けしておきます。シャツは襟首と手首部分を石鹸で軽く手洗いし洗濯機の中に入れておきます。翌朝、スーツ等をクローゼットに収納し、シャツは他の物と一緒に洗濯します。

革靴も帰宅後直ぐにロッカーに仕舞いません。先ずはブラッシングそしてクールダウン。そのあと時々汚れ落としと保革クリームを塗ります。しばらくしてからロッカーに仕舞います。

自転車も帰宅後、フレーム等を軽く布で拭きます。布拭きは単に汚れを落とすだけでなく破損等が無いかのチェックになります。そしてタイヤの空気を半分ほど抜いておきます。細身のロードタイヤは高圧なのでリムに負担をかけないためです。タイヤの表面を拭いて異物が刺さっていないかチェックします。最後にチェンを布拭きます。オイルは差しません。オイルは次の乗車直前にスプレーします。

金山里山の会活動で森の中から帰宅後、チェンソーやブーツ、ヘルメット等を軽く拭いて所定に場所にもどします。道具類はいつも保管されている場所に戻っていると、次に使用する時スムーズに活動できます。なるべく近日中にチェンソーの目立てをしておきます。今年で僕のチェンソーも20年使用を越えました。エンジン物はコンスタントに使うことと小まめにメンテナンスすることが長寿の秘訣です。

悩みの多い時や落ち込んでいる時こそ、普段よりより丁寧に日常をこなすのが良いと思います。よく噛んで食事する、より丁寧に歯を磨く、脱いだ靴をきちんと揃えておく、ハンカチをきちんとたたむ、アイロンがけをする、字を丁寧に書く、などなど。

何故、丁寧にこなすのか?それは落ち込んでいる時、とかく日常が雑になりがちだからということもありますが、それ以上に理由があります。

私たちを悩ませるのは、悩みそのものよりも悩みによって日常そのものが回らなくなり、ストレスも溜まり、二次障害・三次障害が生じてきて、結果健康を害したり生命を縮めたりすることです。心身共に最高のフィットネスレベルで、活き活きと元気な状態でもって、それでもって大いに悩むために、日常をきちんと丁寧にこなしておくことが重要だと考えるからです。

丁寧に接してあげたスーツや革靴、自転車、機械類は、総じて長持ちしています。私たちの生命も丁寧に接してあげれば、それに応えてくれると僕は信じています。

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