One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 最もひどい貧困とは by T2019/12/05

自家製パン

The most terrible poverty is loneliness, and the feeling of being unloved.
(最もひどい貧困とは、孤独であり、愛されていないという思いなのです。)

これはマザーテレサの言葉です。どれだけお金が集まってきても、誰も親しく集まって来てくれない人は最貧者だということです。確かにその通りだと僕も思います。

しかし、だからといってお金持ちが常に孤独で寂しい者だとマザーテレサは言っているわけではありません。お金を稼ぎ自立することは決して悪いことではありませんし、そもそもお金は悪ではありません。

一秒たりとも孤独になることに恐怖を感じ、常に人と群れたがり、常にSNSで絆を確認し、一方で何事も自分で判断できず、常に集団の判断に左右され、皆んなが持っているから自分も買わなきゃと、流行に乗り遅れないようにお金を消費して、自分が搾取されているとは想像も出来ず、結果金銭的にも貧困になり、加えて自分の世界が無い人間ということで魅力に欠け、金の切れ目が縁の切れ目の如く、周囲から人が次々と去って行ってしまった人。これが僕の考える最もひどい貧困者のイメージです。

ある人が言っていました。「群れる人間は知性を失う」と。ツアー団体旅行で大騒ぎする集団、居酒屋で馬鹿騒ぎする集団、不良企業組織がガバナンスを失うのも知性を失った群れる人間なのかも。それにイジメも集団圧力。

時にはひとり静かに内省し、人生を理性的に考え、未来に知性を働かせることのできる人間、そんな人間には自ずと財も人望も集まるような気がします。そんな人間に僕もなりたいな。

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