One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 危機的状況 by T2020/01/07

充分残っている薪
我が家の薪小屋では、ようやく1クォーター(4分の1)の薪が消費されました。今シーズン分としてあと3クォーター、薪体積にすると約9立米残っています。

薪が足りなくなるのも問題ですが、それは我が家だけの危機に過ぎません。それよりも暖冬により薪が余るのは生態系全体の危機と言えましょう。

ところで、よく「地球が危ない」という表現がされますが、それは全く誤った表現だと私たち夫婦は考えています。温室効果ガスの増加による気候変動は、地球という惑星を全く危機にしません。たとえ地球の大気中における二酸化炭素割合が火星のように90%を越えるとしても、それは数十億年前(生命誕生前)の地球に戻るだけです。地球も火星も金星も元は同様の惑星でした。

では何が危機なのか?それは既存の地球生態系が危機に直面しているということです。人間も含め現在存在している生物たちが危機に面しているということです。更に、危機的問題は現在の生物よりも未来に生まれてくるであろう生命を危機に晒すことです。

つまりです。今後将来、新たな生命の誕生を「おめでとう!」と手放しで喜ぶことができなくなるという危機です。

そうなんです。「地球が危ない」のでなく「未来の子孫が危ない」のです。

とにかく! です。

来年という未来に薪を残すことなんて考えなくてもよいのに、薪が十分残っています!