One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 持続可能な経済縮小 by T2020/03/11

薪ストーブクッキング「パン」

イベントが中止になったり、外出を自粛したり、スポーツ観戦が無観客になったりと、経済活動が縮小しています。且つ、いつまでこの状態が続くか見通しが立っていません。

多くの日本人の頑張りのお陰でしょうか、急激な感染拡大が抑制されているようですが、でも急激な頑張りはどれだけ持続できるでしょうか?見通しが立たないので、どのくらいのペースで頑張ればよいのか分からない辛さがあるのではないでしょうか。

皆さん、ストレスの溜まり具合はいかがですか?

こういう状況になればなるほど、里山生活が強いことを実感します。

例えば、ほぼ全ての食材等を宅配業者にお願いしているので、日常的にスーパーマーケットやドラッグストアへ出向くことがありません。この習慣化は買い物によってストレスを発散する習慣が日頃から薄いことを意味します。里山生活は買い物という手段が目的化することを日頃から防いでくれています。

イベント参加やとりあえずの外食に行くこともごく稀です。公共交通の不便な里山生活では家で薪ストーブを焚いて料理をして暮らしています。食器洗浄機が無いので、後片付けも手洗いして時間がかかるので、イベント事などで外出する時間が少なくなりますが、その分夫婦の会話時間が多くなります。

家で薪ストーブを焚いて料理をしたり、会話して食器を洗ったり、庭や菜園でガーデニングしたり、里山を走ったり、それがストレス発散になっているのかなと思います。

いわば里山引きこもりです。引きこもりとはいえLOHAS(ロハス、健康的で持続可能)な引きこもりだと認識しています。

経済活動が縮小しても、ストレスを過度に溜めることなく、LOHASに生活できることが証明されるならば、それは経済縮小でなく、私たちが今まで余分な経済活動をしていたことの証明です。現在の世界は、過去に前例の無いくらい、結果として温室効果ガス抑制に最大限努力している形になってるような気がします。