One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 未来を創る覚悟 by M2020/03/22

昨日、富山駅路面電車南北接続開業記念式典に参加しました。1月末に届いた招待状。新型コロナウイルスの感染拡大で開催を心配していましたが、予定通り行われました。

快晴の空の下、富岩運河環水公園の駐車場に車を停め富山駅に向かいました。岩瀬浜行きの路面電車が丁度ホームに入るところでした。撮り鉄、乗り鉄他、私のようなにわか鉄道ファンも含めて結構な人、人、人。路面電車をカメラにおさめて会場へ。

岩瀬浜行路面電車

富山駅北から

入り口では体温測定があり、1席づつ席を空けての着席。マスクは必須。特に混乱もなく、開会前のバイオリン演奏から閉会まで1時間ほどの式典でした。

参加のきっかけは先に夫が記事にした通り、北陸新幹線開業を機に新しくなった富山駅市電停留所壁面装飾に寄付をしたことでした。6年前のことです。

記念プレート

式典に出席して感じたこと、それは「未来を創る”覚悟”が未来を創る」ということでした。地域のリーダーがビジョンを示し、そのビジョンを市民が理解し、行政と市民が一丸となってビジョンの実現に取り組むという覚悟です。

記念式典開会前

明治時代、神通川の氾濫による洪水対策のため川の流れを変える改修工事が行われました。第2次世界大戦では富山大空襲で市街地の99.5%が焼失。広島、長崎を除く地方都市で最も大きかった被害からの復興。そして、高齢化社会を見据えたコンパクトシティづくりの一環として、新たな交通システムが導入されました。

南北開通ロゴ

歴史の節目節目で、富山市には未来を創る覚悟を持った首長と市民がいたということです。私が住む射水市に目を向けると…。まずは射水市の歴史を知るところから始めないといけませんね。

どのような未来像を描くかで、今とるべき行動は変わってくるでしょう。「次の世紀に生きる人々に喜んでもらえる未来を創る」…他の動物とは異なり、前頭前皮質を進化させた人類の使命かもしれません。