One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 天然の虫除け by T2020/05/15

コナラに留まるヒヨドリ

庭の雑木林が成長するにつれて、野鳥たちが来てくれるようになりました。

朝、ダイニングテーブルに近いコナラの枝に、ヒヨドリらしき鳥が留まり、毛虫にようなものを食べていました。思わず撮影を。

これこそ、自然界のバランス、ホメオシタシス(恒常性)です。ある種が爆発的に繁殖するのを他の種が抑制する。言わば「神の見えざる手」と言えましょう。

人為的な薬剤散布を多用すると、害虫のみならず益虫や天敵も駆除してしまい、自然界のバランスが崩れます。しまいには毎回薬剤散布をしなくてはいけなくなり、いわば薬漬けの弱った樹木となります。そんな樹木では野鳥たちも敬遠することでしょう。

総じて、害虫が付きやすい樹木は弱った樹木が多いようです。葉っぱも薄く食べやすいのです。そんな樹木が攻撃されます。これも「神の見えざる手」。

樹木そのものの健康を維持し、害虫益虫清濁合わせ飲み、自然界のバランスを維持した天然の虫除けが、究極の虫除けですね。