One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ミリオネアへかける橋 by T2020/06/05

明日へかける橋
学生時代、僕は自転車で旅をした。およそ1ヶ月かけて九州を自転車で一周した。およそ1週間かけて富山から飛騨・木曽・赤石山脈を越えて東京まで旅をした。

何故、自転車旅を選択したのか?理由は安く旅ができると考えたからだ。

結婚後、薪ストーブ生活を開始した。当初、灯油暖房よりも高くついても薪ストーブ生活をしたいと考えていたが、始めてみると薪の方が断然安くついた(安くついている)。

現在も依然として、自転車通勤をして薪ストーブ生活を送っている。自転車も薪ストーブも昔と違って、最近は安いというメリットだけでなくエコロジカルというプラス評価も加わった。

ところで、自分を含めて、安いというメリットに飛びつく人間は多い(少なくとも自分の周りでは)。
だがしかし、

いろいろな人に自転車や薪ストーブを勧めてみても、実際に実行に移す人は極めて少ない。それは何故か?

行動経済学では、人間は常に合理的に行動するわけではない、というのが定説だ。
つまり行動経済学では、人間は目的や目標、願望を持っているが、現実には日々の行動はそれら目的に合致するように行動するわけではないということだ。人間は不合理な傾向を強く持つということだ。

では人間は何に導かれ行動する傾向が強いのか?それは安易さ手軽さ手間の少なさである。つまり人間は面倒なことを避け楽な道を選ぶ傾向を持つ。

だから自転車通勤や薪暖房が生活費を抑制すると分かっていても、行動することは稀である。そういう僕も例外ではない。自転車通勤や薪ストーブ生活を行なっている僕本人も怠惰な人間傾向を持つ。否、僕はその怠惰傾向が人一倍大きい。

では何故、僕の場合、自転車・薪暖房を続けているのか。そのコツをお教えしよう。

それは大きなことを考えず小さなことを考える、複雑に考えず単純に考えるようにしていることだ。大きなことは達成までに多くの障害や煩わしさ複雑さがある。人間は面倒くさがり屋なので複雑だと挫けやすい。小さく直ぐに効果が期待できることは分かりやすく行動しやすい。例えば今日自転車通勤でガソリン代2百円を浮かせたとか、1ヶ月の薪ストーブ生活で灯油電気代1万円浮かせたとか、そういうことの積み重ねである。

こうやって小さな積み重ねが、いつの日かミリオネアに達するというわけだ。
えっ!自転車と薪ストーブで一億円資産を形成できるの?!

それは僕にも分からない。それは僕やあなた次第だ。僕はこう思っている。
「人生においての最大の喜びは、君にできるわけがないと言われたことをやってのけることである。」ウォルターバジョット(19世紀の経済学者、政治評論家)

一億円資産形成したいと思ったならば、どうすれば達成できるか考え行動すれば良い。
「難問は分割せよ」R.デカルト

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