One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 消費税10%までは許せる by T2020/06/12

自家製人参
僕が野菜作りを開始したのは1993年。冷夏によるタイ米等緊急輸入がなされた頃でした。それまで草一本さえむしる人間ではありませんでした。ちなみにこの年、日本の食料自給率(カロリーベース自給率)は初めて40%を下回りました。

ところで、この頃は消費税が3%でした。1989年4月に導入された日本初の消費税。ゼロから3%への変化ですから当時の日本人にとってインパクト大。

さてさて、僕の野菜作りは開始当初から無農薬でした。ズブの素人菜園でもあり、当然虫に食べられたり形が悪くなったりしました。でもその頃僕は思ったものです。
「3%分は虫に食べられても許せる。何故なら野菜を購入すれば、どうせ3%消費税を取られる時代なんだから。」
そうなんです。自分で生産したものには消費税はかかりません。消費税は如何に自ら生産することが有効かを僕に教えてくれました。

その消費税率が、アレよアレよという間に5%になり8%になり、今や10%になりました。

もうオチはお分かりでしょう。その通り。今や無農薬栽培にて、害虫のせいで10%収穫が減少しても僕には許容範囲になりました。

その10%収穫減が惜しくて、反対に消費税10%を支払って農薬、除草剤等を購入するのは、果たしてお得なのでしょうか損なのでしょうか?あなたはどう思いますか?

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