One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ほどほどのバランス by T2020/07/12

考えるアマガエル

今の時代こそ、バランス感覚が大切だと考えます。

野菜を育てるとき、虫や鳥たちと共生しながら、ほどほどの収穫があれば良し。
潔癖に駆除しようとすると、益虫も益鳥も駆除され、かえって悪い。
生態系の良いバランス関係が、環境の免疫力。

健康を維持するためには、雑多な菌との共生関係が大事。
体内の腸内細菌や発酵食品の摂取に見られるように、人間は無数の菌たちとバランスをとりながら生きています。
除菌滅菌に神経質過ぎると強ストレスの生活になる。強ストレスは人間の免疫力を著しく低下させます。
ほどほどバランスのとれた清潔感が健康の秘訣。

運動もほどほどが良い。過酷な運動は活性酸素を増やし健康を損ねる。でも殆ど運動すること無く発汗新陳代謝しないのは危険。体温が高いのは感染の疑いアリですが、筋力低下と代謝不全で低体温な状態もかなり危険。ほどほどの体温を一定に保つのが健康。

多様な考えを持つ人々の中で折り合いをつけながら共存共生するのがバランスのとれた社会。気を付けたいのは絶対を主張する全か無かの原理主義者。さらに危険なのは、根拠に基づく自分の考えを持たず、ただ原理主義者に盲従する世人。だが最も危険なのは、自分の考えを持っていないことさえ自覚しておらず、刷り込まれた原理主義をあたかも自分の考えだと勘違いしている頑固な俗人。

でも、そんな俗人ともほどほどに付き合いながら、バランス良く生きるのが賢明な生き方。

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