One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 山小屋でフレンチ、のような農業 by T2020/09/30

五千尺ホテル

日本の農業について、政府は攻めの農業を目指すということで、大規模経営を支援し輸出を拡大しようとハッパをかけています。

でも僕はそんな大規模単一商品作物路線と異なった道を行くつもり。果てしない他人の胃袋や欲望をてんこ盛りで満たすのでなく、自分の食べたいモノだけを、いろいろと少しずつ丁寧に作る農業。名付けてフランスフルコース料理のような農業を目指します。

大きな皿に小さくチョコンと、手間をかけ丁寧に盛り付けされた料理。そんなフレンチのように、自分たち自身のために、自分たちの食べる分だけ、自分たちにできる能力範囲で、ささやかな自家菜園を営んでいきたいと思っています。

ところで話は変わりますが、信州上高地に私たちが好んで足を運ぶ常宿があります。「五千尺ホテル」です。鄙びた山小屋の雰囲気を醸し出した空間で、今の時期だと岩魚、菊芋、栗、銀杏、辛子蓮根、牛蒡、信州リンゴ、柿などなどの食材が、何と一流のフレンチ料理に様変わり!梓川と共に、シャンパン、白、赤、シングルモルトと流れていきます。

山小屋の中で頂く最高級本物フルコースと最高のおもてなし。生き方も農業の在り方も、そうありたいと思います。

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