One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ できました! by T2020/11/20

ドネゴールツイードのヴェスト
お仕立て注文していたヴェストが出来あがりました。

前見頃はドネゴールツイード・モロイ&サンズの生地、後ろ見頃はタッタソールチェック生地です。

ドネゴールツイードの特徴はネップと呼ばれる不規則に散りばめられた色毛玉。ドネゴールツイードは元来、農家の手織り生地で色糸の節が入り乱れています。そんなネップにかえって素朴感と温かみを感じて僕はとても好きです。

ネップは通称ソルト&ペッパー(塩と胡椒)、魚の骨のような模様のヘリンボーンジャケットに合わせればそれは塩焼き魚!

2016年、私たち夫婦は、アイルランド・ドネゴール地方のアーダラ村を訪れました。アーダラ村はドネゴールツイードの中心地。周囲にはブラックフェイスと呼ばれる羊の群れ、川の水は泥炭地層を流れるからか黒い色をたたえていました。

しかしながら、この時購入したものはマギーのハンチング帽のみ。レディメードのジャケット等は何となく野暮ったいというか田舎臭さが感じられたのです。

この度、5年越しでドネゴール・ヴェストを地元富山でオーダー。とても気に入っています。(仕立て : ザ・モスト 富山市)

ちなみに、後ろのタッタソールチェック柄は、乗馬格子とも呼ばれ、ロンドンの馬市場の名前です。市場の創設者リチャード・タッタソール氏の名前が由来。馬にかけた毛布やそこで働く人のオッドベストの柄などに使われていたそうです。だから馬ならぬ自転車に乗る時も相性抜群です。

コメント

トラックバック