One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 自産自消の優先順位 by T2021/03/03

塩生産のための道具と燃料
生活必需品を自ら生産し、自ら消費するライフスタイルを、僕は自産自消と呼んでいます。自給自足が生活必需品の全てをみずから自足するのに対して、自産自消は、全ての生活必需品を自ら生産するわけではありません。そこには必要性の優先順位付け(プライオリティー)があります。この優先順位付けは生きていく上でとても重要なポイントだと僕は考えています。何故なら人生とは、一度切りの不可逆な有限時間だからです。

優先順位を決定する因子は、必要度の高さ、時間投資に見合った配当の高さ、生産手段のシンプルさ、の3つを常に考えています。

例えば、塩、味噌、醤油の3つの必需品があります。これに僕が優先順位を付けるならば、①塩、②味噌、③醤油、となります。

塩は生きる上で絶対必要不可欠であり、しかも無機物で永久保存可能、さらに塩生産のための道具と燃料がシンプルです(写真参照)。

次に味噌。材料の塩は自産ですが、米麹と大豆は購入して味噌を自産自消しています。米麹と大豆の自産は、限られた僕の時間を投資して、それに見合った配当が期待できないと考え外注しています。

最後に醤油。現在のところ醤油の自産自消は全く考えていません。醤油が無くても生きていけるので必要度が低く、醤油製造には専用の道具が必要で猥雑だからです。よって醤油は完全に購入します。

アレもコレも、二兎を追う者一兎も得ず、にならないために、憧れ、衝動、派手さ、興味本位に振り回されないよう、優先順位付けによる自産自消に努めています。

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