One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ マイクロ落ち葉 by T2021/03/04

顔を覗かせたチューリップ

先日の強風の後、車庫コンクリート土間に溜まった落ち葉を集めると、ガーデニング用の大袋に入れて何と1立米くらいの量になりました。そのまま菜園に持っていって撒きました。

落ち葉はカサカサに乾いていて、手で揉むと粉々のマイクロ落ち葉に。これがプラスチックならば粉々のマイクロプラスチック問題になるのでしょう。でも落ち葉は分解して良質の土に循環していきます。自然はうまく出来ているものですね。

落ち葉は決してゴミ廃棄物でなく、良質の資源です。写真は、落ち葉の下から顔を覗かせたチューリップ。落ち葉が霜除けになります。

一方近隣では、落ち葉に混じってマルチ用の黒いビニール破片も飛び散っていました(我が家ではビニールマルチは一切使用していません)。ビニールは、たとえ小さく破れても決して自然界に循環せず、マイクロプラスチック問題になります。

ところで、富山県では用水に転落防止用の樹脂製フェンスを整備する計画だそうです。樹脂製の理由にコストの安さが挙げられます。落ち葉が用水に溜まって苦情を言う人は見かけますが、用水沿いの樹脂製フェンスに苦情を言う人は見かけません。長期的に見れば、落ち葉は自然に循環しますが、樹脂製フェンスが破損して散らかればマイクロプラスチック問題に行き着く、そんな危険性も留意しておかねばならないと考えます。

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