One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ありがとうございました by T & M2021/12/26

2021年12月26日朝
2016年12月26日にブログを開設して、今日でちょうど丸5年を経過しました。ほぼ毎日更新してきましたが、区切りの良い本日をもって一旦休止します。今までブログを読んで下さった方々に対し、感謝申し上げます。

今後も里山生活をアップデートし続け、発信すべき情報や経験をしっかりと蓄積した上で、再び皆さんと情報共有できることを願っています。

なお、12月26日という日は、2000年12月26日に現在住んでいる里山に引っ越してきた記念日でもあります。ということは、あれから21年が経過したということになります。

時間は、未来の時間も過去の時間も貴重な財産です。これからもお互いに自分に授かった時間を大切にして過ごしましょう。

■ 700円でお腹いっぱい?! 雨の休日の過ごし方 by M2021/11/24

昨日は、勤労感謝の日の祝日でした。朝から雨でしたので外仕事を諦め、以前からチェックしていた富山県美術館の企画展「TRIALOGUE」へ行ってきました。

観覧料はクマ割(クマがモチーフの小物持参による割引)で、大人一人900円のところが700円。2時間目一杯鑑賞し、ランチをしてから再入場。常設展も観てさらに1時間、入館から4時間滞在しました。美術館を後にする頃には、お腹も心も目もいっぱいになりました。

何がいいって・・・・・
1)休日にもかかわらず駐車場はガラガラ
2)展示室もゆったり
3)そして、展示作品

横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館の3つの美術館の「トライアローグ」により、それぞれのコレクションを組み合わせて20世紀西洋美術の歴史を振り返る展覧会でした。

とにかく展示作品が凄い!
ヨーロッパの美術館に舞い込んだような気分になります。20世紀を30年ごとに区切って展示してあり、20世紀美術の流れを感じることができました。

写真はSNS投稿が可能な作品の中で印象に残ったものです。


網の中の赤
ヴァシリィ・カンディンスキー<網の中の赤>1927年 幾何学的な図形の中に柔らかに浮かぶ赤と緑。抒情を感じさせる作品です。

女の館
パウル・クレー<女の館>1921年 リズミカルな音楽な聞こえてきそうです。


写真には収めましたが、投稿できない作品を一つ紹介します。
アレクサンダー・カルダー<片膝ついて>1944年 6つのブロンズの塊が絶妙のバランスで釣り合っています。今にも動きそう・・・

展示作品の充実度を考えると700円では申し訳ない気持ちで一杯になります。

ちなみに・・・・・
他館の観覧料は、横浜美術館:1,500円、愛知県美術館:1,400円でした。富山県の納税者のみなさまにも感謝します!

さらに・・・・・
鑑賞アプリが楽しい!
9作品について、鑑賞する際の視点や作者の背景などを知ることができます。

暮らしのデザイン誌:CasaBRUTUS(カーサブルータス)にも取り上げられていましたよ! 
記事には横浜美術館の展示写真が掲載されていますが、富山県美術館では、一味違う趣を楽しめるのではないかと思います。

そして、思いがけず・・・・・
夫の古い知人が【アートマルシェ】水辺のアーティストライブでギターとウクレレ演奏をしていました。悪天候のため、美術館での演奏になったとのことでしたが、30分の演奏中、時折雲間から青空がのぞき、心温まる時間を過ごせました。

家から30分で富山県美術館に行ける金山里山。ここから離れることはなさそうです。



■ 何があっても・・・ by M2021/11/12

秋の夕暮れ
何があっても味方になってくれる人だと思えるのです。

先日、ある女性が発したのその一言は、とても重いものであり、その存在が人生を変えることを示唆しているように思えました。

一生の中で出会う人は数え切れません。一度きりで一生会わない人もいれば、毎日のように顔を合わせる人もいます。

2、3度お会いしただけでも、そのように思える人もいます。何度あっても、そのように思えない人もいます。

何があっても味方になってくれる人、何があっても味方になってあげたい人、そこが一致していたら、幸せですよね。あなたには、いますか?

■ 金山里山の魅力発信! by M2021/11/09

1月3日(文化の日)に、金山コミュニティセンターで「金山の未来を考えるーさまざまな垣根をこえてー part2:金山の未来を創る」が開催されました。

金山の未来を考えるぱrt2:未来を創る

金山の未来を考えるPart2:未来を創るウラ

金山の魅力に改めて気づくと共に、金山のワクワクする未来に向けて行動に移すきっかけとなりました。詳しくは、インターネット上の掲示板Padletをご覧ください。

射水市地域おこし協力隊(移住コーディネーター)の山田さんも参加され、イベントの様子をインスタグラムで発信してくださいました。

さて、もう一つ、魅力を確認できるサイトをお知らせします。

住所を入力するだけで浸水の可能性、地震時の揺れやすさ、液状化の可能性、土砂災害の可能性が一目瞭然です。我が家の診断結果は・・・

液状化の可能性…非常に低い
浸水の可能性…なし
土砂災害の可能性…なし
地震時…揺れにくい

まずはお試しあれ!


■ 海外旅行はできないけれど・・・ by M2021/10/31

アバディーン旧市街
ここ3、4ヶ月夫婦でハマっていることがあります。それは・・・
YouTubeで自転車レースの動画を見ること。

毎朝、コーヒーを飲みながらヨーロッパで開催されている自転車レースの動画を見ることが日課になっています。

きっかけは、7月に開催されたツールドフランスです。レースのハイライト動画をYouTubeで見つけ見始めたのです。時間にして4、5分でしょうか。

ツールドフランスは3週間にわたるレースです。7月末に終わったのですが、ヨーロッパでは自転車レースは各地で毎週のように開催されています。イタリア、スペイン、イギリスetc. おすすめに掲載されるのでついつい見てしまいます。

街並み、自然の様相は国によって、町によって異なります。それを見ているだけで旅行気分を味わえます。実際にかつて旅行で訪れたことがある街がコースに入っていることもあります。懐かしい街並み、見覚えのある風景にテンションが高まります。

観客の応援からも感じることがあります。見始めた頃は、沿道にマスク姿の人も時折見受けられたのですが、徐々に減り、マスクなしでの応援が当たり前。日本とは随分違います。

屋外でのレースシーズンが終わり、代わって今月から屋内のレースシーズンが始まりました。景色を楽しむことはできませんが、欧米選手に混じって日本人選手の姿を見ることができます。それも旅行気分の一つになりますね。流石に屋内ですので、試合関係者はマスクをしている人が多い印象です。

所変われば品変わるではありませんが、「所変わればマスク着用の割合が変わる」

海外旅行は私にとって、日本の当たり前を見直す機会でもあります。YouTubeはその機会も提供してくれているようです。

写真は2018年春に訪れたスコットランドの北東の街アバディーンの旧市街です。2021 Tour of Britainのゴールでした!

■ 秋の味覚、むかごご飯 by M2021/10/12

むかご
週末、散歩中にむかごを発見!むかごは山芋の葉の付け根にできる球状の芽(球芽)です。

ふと道端の樹木に目をやるとむかごが付いているではありませんか。

里山に土地を購入して以来、ワラビ、サンショウ、セリ、フキノトウ、キクイモなど、山菜が簡単に手の届くところに自生していることを近所の方などに教えていただきました。むかごもその一つです。

十穀も混ぜたむかごご飯に。栄養抜群、食感も楽しめました。栗ご飯が終わって、次はむかごご飯。この後は何でしょう。

里山生活は、心はもちろんのこと、お腹も満たしてくれるのです。

■ 栗をきっかけに布置に気づく by M2021/09/14

こうべをたれる稲穂
5月15日の記事にした通り、この4月から大学院で臨床心理学を学んでいます。
http://onesway.asablo.jp/blog/2021/05/15/

8月末に関東にある大学で1週間の実習・演習の授業を受けているはずでした。しかし、5月に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大のためオンラインでの受講となりました。

学ぶなかで、点であった様々な事柄がつながっていくのです。それを実感したのが「栗」でした。昨日、近くに住む知人に栗を届けた折に、大学院で学んでいる近況を伝えました。話しながら点がと点とがつながりはじめ、「コンステレーション」として立ち上がったのです。

コンステレーション(constellation)は星座を意味する単語ですが、心理学では布置(ふち)といいます。星座は星の見かけの配置から連想される事物の名前をつけたものです。それぞれの星までの距離は様々ですし、星同士の関連はありません。しかし、私たちが地球上からみた時に意味を持ったのです。

同じことが今、臨床心理学を学ぶ私に起こっていることに気づきました。

最初は2002年に出会ったS氏に始まります。「臨床の意味」を教えてくださった方です。その後、K氏が主催する勉強会に参加。さらにある研修会で講師だったO氏。記憶力に全く自信の無い私ですが、O氏の講義は20年近く経った今でも内容はおろか自分が座っていた座席まで鮮明に記憶しています。すべて富山県内のことです。

点であった様々な事柄が、今、つながり始め、3者が先生として講義やテキストに登場するのです。懐かしい先生方を映像で拝見し、驚きました。また、普段夢をあまり見ない私が、5月の講義の直前に見た夢も意味ある内容でした。

先の記事が5月。早苗の季節でした。今は、刈り入れの季節。自宅の近くの田圃では稲穂がこうべをたらしています。私が入学した大学の先生方の姿勢に通じます。謙虚で驕ることなく、学生一人ひとりを大切にしてくださっていることが、オンラインであっても伝わるのです。

栗をきっかけに気づいた「布置」。このタイミングで学ぶことに、何かしらの意味があることに気づかせてもらえました。

■ ブランコの話から by M2021/07/15

上高地 明神池
先日、職場で同僚が話しかけてきました。
「小さい頃に比べて、ブランコ、怖くなりませんでした?」

彼女曰く、子どもの頃は怖いもの知らずで、ブランコを大きく漕いでいたが、大人になりその怖さを知り、子どもの頃のようには激しくブランコを漕げなくなったとのこと。

私の場合は、逆かもしれません。子どもの頃は怖がりでちょっぴりしか漕げなかったブランコ。成長するにつれて、それほど危険でないことを知り、少しずつ大きく漕げるようになりました。

どちらが良いとか悪いとかではなく、それが個性なのでしょう。彼女は、子どもの頃から大きなチャレンジをたくさんしてきたことと思います。

一方の私は、昔から負け勝負には乗りません。難しそうなことからは逃げ、確実にできそうなことを選択してきた人生と言っていいでしょう。大きな失敗はなく、ほどほどの毎日を過ごせています。

人生100年時代。今からでも、チャレンジングな人生に舵を切ることができるかもしれません。

が、三つ子の魂百まで。息が絶えるまで、そこそこの幸せ感を大切にし、できそうなことを選択し続ける日々になりそうです。

■ 小夏、いろいろ by M2021/05/27

小夏完食!
5月の初めに知人から小夏を一箱いただきました。そのまま食べてよし、ママレードにしてよし、しかし…

一箱あり、どうしたものかと最初は思ったのですが、結局、完食しました。

・そのまま食べる
・ママレードを5瓶作り、一瓶は実家へ
・ポン酢がわりに、絞り汁と醤油を混ぜてしゃぶしゃぶなどの鍋料理に
・ドレッシングの材料の酢と砂糖がわりに
・皮を刻んで蜂蜜につけ、炭酸やお湯で割って飲む
・上記のものをパウンドケーキに混ぜ込む
などなど

残っているのはママレード3瓶。大切に、大切にいただきます。

■ 学生、やっています by M2021/05/15

里山の早苗
今年の2月28日の記事にあったように、この4月に私は大学院に入学しました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2021/02/28/9351508

本来なら今頃は関東にある大学で1週間の実習・演習の授業を受けているはずでした。

飛行機&ホテルの手配もしてあったのですが、新型コロナウイルスの感染拡大のためオンラインでの受講となりました。

10日から毎日講義を受けています。11日から16日までは休憩を挟んで1日7時間の講義。講義終了後に課題を作成しその日のうちに提出という流れです。

始まる前は、オンラインで理解できるのか?寝てしまわないか?などなど、不安ばかりでした。

始まってみるとそんな不安は一気に解消。今日までに教わった有益なこと(学習内容とは無縁)を記事にしたいと思います。

その1 イスを変えると体への負担が少ない
12日担当の先生がおっしゃっていました。そうとは知らず、私は10日から、どの椅子がよいのか試すために椅子を変えたり、クッションを挟んだりしていました。ちなみに座卓は体への負担が大きく、立っていた方がよほど良いとのことです。

その2 聞く前に調べることは現代人の常識
「インターネットが発達した現在、人に聞く前にgoogleで調べてください。それが現代人の常識です。」と11日担当の先生が強くおっしゃいました。確かにググれば大方のことが分かります。その手間を惜しんで、人に聞くということは相手の時間を奪うことになりかねません。ついつい楽だから他人(ヒト)に聞いて教えて貰おうと思うことがあります。気をつけねば・・・。

これで4日間が終わりました。期待以上の講義内容に興奮しています。講師陣は、日本における第一人者の先生方ばかり。講義中、眠たくなることは一切ありません。現役の大学時代にはよく居眠りしていたのに不思議です。

また、一緒に学ぶ学生は職業を持っている方も多く、IT技術者、ジャーナリスト、医療関係者、教育関係者など多彩です。年上の方も見受けられ励みになります。

折をみつけて、学生生活のあれこれを発信したいと思います。

写真は、田植えが終わった里山の水田です。正面にはため池の堤防が見えます。この地区ならではの風景で気に入っています。