One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 走り込みの季節 by T2018/09/03

『雑草さんぽ手帳』亀田龍吉著

猛暑の時期は早朝1時間走り続けるのもきつかったですが、ようやくロングランが可能の季節になってきました。富山マラソンまで60日を切っています。どんどん距離を伸ばしていきたいです。

先日購入した『雑草さんぽ手帳』(亀田龍吉 著)は、手軽サイズで、水に濡れても大丈夫。初心者向きの雑草辞典です。ジョグやスローロングランの時はランパンに忍ばせて走ろうと思います。

今年6月に購入したランニングシューズのアシックス ターサージール6。だいぶ馴染んできました。一見、ショボい運動靴みたいな外観ですが、その軽さとポテンシャルは極めて高い。このギャップが僕は好きです。

日曜日の太閤山ランドは、チラホラ、ランナーを見かけました。でも皇居の周りや駒沢公園みたいに混雑していません。ランニング文化は世界を見渡してみると断然先進国にて盛んなインテリスポーツ。そして断然都会派スポーツです。でも走る環境から見れば空気の悪い都会よりも、空気のきれいな田舎が断然適しています。ド田舎にて知的都会スポーツを満喫するのは何て贅沢なことでしょう!このギャップがたまらなく良い感じ。

本当の未来は誰も経験できませんが、未来のヒントは、探せば目の前に転がっているかも。

■ 本当は… by M2018/07/11

今朝の里山
ランニングの記事を時々書いていましたが、本当はランニングは好きではないということが分かりました。

何を隠そう、このふた月私は全く走っていません。最後に走ったのは5月12日でした。それも旅先という特別なシチュエーションで観光を兼ねてのことですから、純粋なランニングとは言えません。

これまで20年余り、少しではありましたがそれなりに走っていました。走り始めたきっかけは仕事上、どうしても走らなければいけない事情があり、練習を始めたことです。朝20分ほどのランニングをひと月ほど続けたでしょうか。仕事のために走っていることが虚しくなり、自分のために走りたいと思い、マラソン大会にエントリーしました。

当時はランニング人口、特に女性は少なく5kmコースのエントリー者は20名を切っていたと思います。初エントリーで3位に!その流れで毎年、1、2回エントリーを続けました。同じ参加料ならばより長い時間楽しめた方がいいという思いが出てきて、5kmから10km、その後はハーフを走るようになりました。タイムも徐々に更新し、楽しく走っていたつもりでした。2回目以降、入賞することは一度もありませんが。その流れでフルマラソンにも何回か挑戦しました。

今年に入り、夫のボストンマラソン出場を最大限サポートすることを私のミッションとし、私自身が大会にエントリーすることを辞めました。その結果、ほぼ走ることはなく、全く走りたいとは思わず、日々過ごしています。

あのランニング熱は何だったのでしょうか?本当は家でまったりとしていたい人間だったのだと、今になって気づいています。

写真は今朝の里山の風景です。昨日の午後、短時間でしたが強い雨が降りました。その名残で川の激しい流れの音が聞こえています。

■ 今年の富山マラソンはこれで by T2018/06/15

シューズ新旧
先日、新しいマラソンシューズを購入した。アシックスのターサーZEALだ。
今まで使用していたターサーJAPANは、細身の28センチ・スリムサイズが製造中止になってしまった。ZEALはJAPANよりも軽くスリムサイズも揃っているので、僕はZEALへの変更を決断した。

ZEALにしろJAPANにしろクッション性やホールド感など過剰なサービスなど一切削ぎ落とされ、ただシンプルに、より速く、走ることだけを追求したランニングシューズ。それは走り続けるためのシューズではない。云わば走り切るためのシューズ。それがZEALでありJAPANだ。

話は変わるが、先日、我が家の愛車VOLVO V70を車検に出した。ディーラーに新型のS60セダンを代車に回してもらったが、うるさいナビゲーションやバックモニター、雑多なスイッチ類などに辟易した。やっぱり足回りはスッキリしているのが良い。

■ アイルランドの思い出_2016春 3日目:ガラスの街ウォータフォード by M2018/05/17

2016年4月7日(木)

この旅で初めて訪れたウォーターフォードは、Suir川の河口にある港町です。前日に観光の目玉、ウォーターフォードクリスタルを見学したので、この日はブラブラと街歩きをしました。

旅行中の1日はランニングで始まります。この日も薄明るくなった日の出前にホテルを出て、街の西に向かって走りました。小鳥の鳴き声のシャワーを浴びながらのランニングは最高でした。テクノロジーカレッジの前庭では一際種類が増した鳴き声に思わず足を止めました。街はずれには城壁と見張り塔も残っていました。

ウォータフォード夜明け前

街を一周してホテルに戻る頃には明るくなります。写真の右奥にMarina HOTELが見えます。

右奥にmarina HOTEL

シャワーで汗を流し、ホテルのレストランでアイリッシュブレックファーストを時間をかけていただいた後は、いよいよ街歩きです。目まぐるしく変わる天気の中、レジナルドの塔、中世博物館、Christ Church Cathedral(ウエッジウッドの見事な天井に注目!)等、主な見所は街の中心部に凝縮されており、徒歩で簡単にまわることができました。

クライストチャーチ大聖堂

早々に観光を終えて、ホテル近くのBarでギネスビールを楽しみました。

その後もメインストリートを散歩。通りに向く庭の柵、路地に建つアパートメントのガラス製の軒、自転車レーンが整備されている主要道、モニュメントが美しい川岸の公園。日常の何気ないデザインに目を奪われたのでした。

アイアンの柵

路地のデザイン

自転車レーンのある道路

憩いスペースのモニュメント

翌日は、北へ向かい始めての北アイルランド入りです。

■ 時間の止まったランニングの世界で by T2018/04/11

超ダサいアシックスのターサーシューズ
スポーツ機材の進化は著しい。スポーツ用衣服、スポーツ用道具の進化はスポーツ記録の更新にかなり影響している。自転車競技の世界においてもその傾向は極めて強い。記録に対する自転車という道具機材の占める影響の度合いが極めて大きいからだ。30年前だったらプロフェッショナルもホビーレーサーも使用している自転車のグレード及び価格はさほど差が無かった。現在ではプロのハイスペックな自転車は桁外れに高額である。

そんな中、ランニングの世界は例外である。ランニングの世界ではエリート選手になればなるほど進化した機材を必要としなくなる。クッション性の優れたシューズ、サポート力のあるアンダーウェア、保温性の優れたウインドブレーカー等々を必要とするのは初心者やホビーランナーであり、ハイレベルな選手や大会になればなるほどそんな進化した機材は見受けられなくなる。

シャツ一枚、短パン一丁、シューズも軽くてペラペラな代物で現代エリートランナー達は走り抜ける。1896年の第1回近代オリンピック、マラソン優勝タイムは2時間58分50秒(距離40㎞)だったが、現在2時間を切ろうとしているエリートランナーの着用している衣類シューズとの間に決定的大差はない。これは次年1897年に始まったボストンマラソンにおいても同様であろう。まるでマラソンの世界だけ100年以上時間が止まっているかのようだ。

僕は、もし2020年のボストンマラソンに出走する資格を取得できたならば、是非、白シャツ一枚、白短パン一丁、超ダサいアシックスのターサーシューズのみで走りたいと思っている。サポーターやキネシオテープなど一切無しで、自分の筋肉のみで走りたいと思っている。時間の止まったランニングの世界で、時間との闘いに挑むのだ。

参考 : マラソン記録用語にはサブスリー(3時間を切ること)、サブフォー(4時間を切ること)、サブテン(2時間10分を切ること)などがあるが、BQ(ビーキュー)という記録用語がある。これは、ボストン・クオリファイといってボストンマラソン出場資格を満たす記録のことである。僕の現在の年齢におけるBQは3時間30分である。しかしこれはあくまでも足切りタイムであり、実際に出場するためにはそれ以上の持ちタイムがないと参加資格が与えられない。

■ 無事に完了! by M2018/04/07

The Westville Hotelの暖炉
本日正午の時報と同時に「富山マラソン2018」のエントリー画面に入ることができました。

過去3回の大会では、瞬間アクセス数が多くてエントリー画面に入れず、四苦八苦してのエントリーでした。ところが今年は、電話で時報を聞いてタイミングを合わせてクリックしたところ一発でエントリーできました!

一昨年は北アイルランドの街「エニスキレン」のホテルで現地時間午前4時のエントリー開始でした。2時ごろから寝付けず、眠たい目を擦りながらのエントリーだったことを思い出します。私はエントリーできたのですが、夫は間に合わず、帰国後一般枠でのエントリーとなりました。

4回目となりコツを掴んだようです。

さて、写真は「エニスキレン」で宿泊したホテルのレストランのウエイティングバーです。4月はまだ寒くこの日の朝は霜が降りていました。暖炉の火の前で朝食後にコーヒーを飲んでいた時のもの。

とてもリッチな雰囲気のホテルでした。1泊の滞在でしたが、インテリア、調度品、食事何を取っても大満足の滞在だったことを思い出します。

■ 明日の正午、エントリー開始 by M2018/04/06

エントリー開始は明日
富山マラソン2018、いよいよ明日の正午にエントリーが開始します。明日はまず富山県民枠です。

今年が4回目。過去3回は夫も私もエントリーし完走できました。しかし、昨年の大会で私はワースト記録を30分以上も更新(?)。途中、ドクターストップがかかりそうな状態にまでなりました。それに凝りましたし、夫がボストンマラソンを目指すというので、今年は夫のサポートに徹しようと思います。

ということで明日の正午は夫の分だけのエントリーとなるので、気分はかなり楽です。この大会で3時間25分の記録が出れば、ボストンマラソンの出場が見えてきます。

まずは明日のエントリーが完了できるよう最大限サポートします。

■ 東京マラソン記録証届く by T2018/03/27

東京マラソン記録証
約1ヶ月前の東京マラソンの記録証が届きました。3時間29分08秒の公式記録ですが、スタートラインを自分が通過してから計測されたネットタイムでは3時間27分28秒でした。この記録は僕の過去最も速かった自己記録ではありませんが、過去最も勇敢だった自己記録だと認識しています。

来週4月7日は富山マラソンの県民先行申し込み開始。10月28日の第4回富山マラソンでは3時間25分を切ることが目標です。25分を切れば市民マラソンの最高峰であるボストンマラソンの2020年大会申し込みが可能になります。最古で最高峰のボストンまで辿り着けば、僕はタイムに挑むマラソンを引退するつもりです。そしてあとは楽しんで走るマラソンを死ぬまで続けるつもりです。

何故そこまでして走るのか?その理由は、今走らないで将来後悔しないためです。

■ 月夜のランニング by M2018/03/02

里山で観る満月
出先から家まで約15km、今日はランニングで帰りました。夫の提案がきっかけでした。元日の「射水市元旦マラソン」で3km走って以来のランニングでした。日が長くなり、道の雪もすっ帰り消えたので、それもいいかと走ることに。夫より一足先に家に向かいました。日が長くなり6時はまだ明るく、冷たい風が心地よく感じられました。

約2ヶ月ぶりのロングランでしたので無理をせずゆっくりと走りました。中間点付近までは快適に走れたのですが、ソックスを忘れ裸足でシューズを履いてたため靴ずれができ始めたことと、日がくれた途端に急激に冷え込み手の感覚がなくなるほどの冷たさに堪え兼ねたことで、最後の2kmは歩いたり走ったりで20分ほどかかりました。結局、1時間半でフィニッシュ!その直後に夫が車で帰宅。

最後の30分は満月が空に浮かび、月明かりの中で走ることができました。時間を有効に使えたのと、2ヶ月ぶりでもそれなりに走れたことに大満足。これに味を占め、時々出先からの帰宅ランを楽しむことになりそうです。

■ ナイス・ランそしてナイス・フライト by T2018/02/27

プログラムと公式ポンチョ
今回出場した東京マラソン2018の結果にはとても満足しています。最後まで集中力を切らすことなく、1キロを5分弱で常に走り続けました。正式の記録は3月に入って郵送されてきますが、手元の時計とゴールに設置された時計で3時間29分でした。

今回最もキツかったのは、38キロから40キロまで。筋肉の痛みは耐えうる許容範囲でしたが、貧血のような酸素とエネルギー供給不足状態で、この状態になった時は自らペースを落とす必要があります。この時後方から風船をつけた3時間30分の公式ペースランナー達に抜かれました。30分切りはダメかと思いましたが、ペースランナー集団をやり過ごして風除けになってもらい、そのまま日比谷から高級ブティックや三菱美術館の立ち並ぶ丸の内仲通りへ。道幅も狭くなり建ち並ぶビルに反響して「3、5いけるぞ!」の大声援。最後はペースランナーの1人に「有難う!」を言ってからゴールフィニッシュ!最もキツく、最も充実感のある、最も自分を自己管理下に置くことのできたマラソンでした。

更に今回の東京飛行機移動は、前回妻が記事に書いていたように、雪の時期であるにもかかわらず天候に恵まれ極めて順調なフライトでした。飛行機を利用する客層は総じて静かで余裕があり、マナーの良い人が比較的に多いと思います。それにサキイカのような酒のツマミの匂いがしません。服装や持ち物も上品で小綺麗な人が多く、見ていて気持ちが良いです。マナーの良い人の割合が高いと駐車場でのマナーも良い。

サンキュー・ナイス・ランそしてナイス・フライト!