One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ストレス発散 その2 by T2021/12/09

里山の風景 その2
前回のブログで、薪作りがストレスの原因になる人と、薪作りがストレス発散になる人がいて、人間さまざまという話を書いた。このことはどちらが良くてどちらが悪いといった勧善懲悪の問題ではないし、どちらが正しくてどちらが誤っているという丸バツ問題でもない。これは人間の趣向性や性格の違いであろう。

それに、皆んな全員、薪作りが楽しくて、皆んな一斉に、薪ストーブを焚き始めたら、里山は瞬く間にハゲ山になってしまい、持続可能な里山が崩壊してしまうであろう。だから、相田みつを氏の言葉を借りれば「みんな違ってみんないい」

ただし!ただしだ。確かにこれは良悪・正誤の問題では決してないけれど、一方で、適応的か非適応的かという問題は残る。

話を続ける。薪作りがストレス発散となり、薪ストーブ生活を楽しく思う趣向性の人間は、現代社会や世界の潮流からすれば、どちらかと言えば適応的人間であると僕は考える。何故ならば、今の時代は環境を意識せずには生きられない社会になりつつあり、世界は持続可能な開発目標を掲げるに至っており、つまりエコロジカルな趣向性の人間にとっては追い風の時代だからだ。加えて化石燃料の石油は高騰しており、薪は財布にも優しくエコノミカル。

そんなことを考える僕は、進化論の父ダーウィンの言葉を思い出す。
「生き残る種とは最も強い種ではない。最も知的な種でもない。それは、変化に最もよく適応した種である。」

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