One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ いつ何時 by T2021/12/23

冬至のカボチャ
冬至の昨日、今年も夏に収穫した自家製カボチャをいただくことができました。

最近では、栄養価の高い食べ物が簡単に手に入る時代なので、昔ほど冬至のカボチャを貴重に感じなくなったかも知れません。でもいつ何時、食糧難になるかしら分かりませんよ。何せ日本の食料自給率は40%を下回っているくらいですから。そんな潜在的リスクのある日本において、常温で4か月以上も保存できるカボチャはきわめて優等な野菜です。

江戸時代の飢饉や太平洋戦争時、幾多の食糧難を乗り越えるために、先人達はカボチャなどの救荒食物の栽培を奨励してきました。しかし、そんな時代をリアルに体験した世代は少なくなっています。それと反比例するように、日本では食品ロスが進行しています。皆さんのご家庭では如何ですか?

歴史学者A.トインビーは言いました。「歴史を忘れた民族は滅ぶ。」
冬至すなわち復活の日を機会に、未来に備えるべく、過去から学びましょう。

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