One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 薪割り再開 by T2018/09/23

薪割り再開

暑さ寒さも彼岸まで。さあ薪割りの再開だ。僕は夏の間の暑い時期には薪割りをしない。その理由は簡単。つまり暑いから。だからその冬に使う薪は夏前に割っておくのだ。夏に薪割りしないというのは、もう既に薪が用意できているという余裕を示すことでもある。夏の暑さは薪の乾燥のためにある。

数日前に再開した薪割り。今割っている薪は来来シーズン用の薪である。夏前から残っていた玉切り済みの原木を割っている。この薪を消費する来来年2020年には消費税も上がっているだろうが、この自産自消の薪に消費税は一切かからない。

先日完成したばかりの単管パイプ製薪置き場NO.2に割った薪を積んでいく。ゆっくりだが確実に薪は増えていく。それを見るのがとても楽しい。

■ 第2薪置き場ほぼ完成 by T2018/08/21

第2薪置き場
梅雨時期から製作し、夏の猛暑時に一時中断していた第2薪置き場がほぼ完成しました。これで我が家には、薪の種類や用途によって以下の薪保管場所が存在することになります。

① 薪棚 : 保管量4立米。ガレージ内にあり動線として薪ストーブに最も近い。主として着火用の木っ端等を保管。

② 薪小屋 : 保管量12立米。ガレージに隣接し、雨雪に濡れずに薪ストーブまでたどり着くことができる。主として1シーズン分の順行燃焼のための大小様々な薪を保管。

③ 第1薪置き場 : 保管量12立米。菜園横の作業スペース内にあり、単管パイプとガルバリウム波板で製作。薪割り直後の薪を積み入れ、約1年乾燥させるスペース。その後乾燥薪は薪小屋に移動させます。

④ 第2薪置き場 : この度新設、保管量8立米。主として柴(剪定枝等細い薪)を乾燥保管。また菜園で使用する道具類の収納スペースを兼ね備えており、我が家のツールシェッドの役割をも果たす予定。

写真は、新設の第2薪置き場による雨水貯蔵システムです。今回雨樋を片流れのガルバ屋根の軒先に設置して雨水を貯蔵。その水を菜園利用に生かそうと考えました。雨水貯蔵タンクは約20年前、妻の実家から頂いてきたコンクリート製の籾浸し容器として使われていたモノ。これまで薪ストーブから出た灰の貯蔵用に使っていましたが、この度用途を変更。

果たしてうまく雨水が溜まってくれるかな?

■ 山の如し by T2018/07/21

我が家のシンボルツリーを目指すケヤキ
一昨日は木曜日、金山里山の会の作業日。薪作り用のコナラの木を伐採して森林整備活動をしました。

当然ながら、薪は生存していくための暖房用、食料調理用の燃料です。薪作りという労働は生命を維持していきたいという生理的欲求を満たす労働でありますが、一方、空気の綺麗な気持ちの良い森の中で作業していると、単に生理的欲求を満たすだけではなく、自然に溶け込み、自然の循環に組み込まれていくようなフロー状態(恍惚状態)を経験することがあります。自分の過去・現在・未来を通して、又、生も死も含めて「これで良し」と肯定できる瞬間です。

僕は常々、何故生きるのかという問いに対し、「生きる目的、それは生き続けること、生存し続けること」と答えます。生命維持といった生理的欲求が、すなわち自己超越した自己実現欲求に合致すること、それが生きる目的と最近は認識しています。

アブラハム・マズローは人間の欲求を5段階に区分し上下階級を設定し、ピラミッド型と捉えました。そのピラミッド型においては、生命維持といった生理的欲求は動物として最下位の欲求であり、人間は最上位の自己実現欲求を満たす方向に進むと仮定しました。

僕は自己実現欲求を満たす方向を歩んでいたと思いきや、生理的欲求に戻ってきた。ピラミッド型として上へ向かっていると思いきや、あたかも円環を成すように戻ってきた。それは禅の十牛図のようでもあります。でもそこには決して不快な感覚はありません。人間の欲求やそれに基づく行動に上下貴賎の区別が不明瞭である点がむしろ気持ち良い。瑣末なコンプレックスや社会的承認に執着する公的自己意識の不自由さから解放される清々しさがあります。

その清々しさ、自由感とは、自己のアイデンティティを何とかして保とうといったメタ認知からの開放感のようでもあります。

定年退職したら何もすることがなく、認知症予防や社会にコミットせねばといった義務感から、半ば強引に趣味やボランティア等に自分を追い込むといった話を時々耳にします。

威厳ある人生の後半、何かに急き立てられ、忙しなく徘徊することなく、唯、堂々と生存する。僕はそんな後半生を過ごしたい。動かざるようで動いている山のように。


写真は成長著しい我が家のケヤキです。

■ 手作り薪置き場 by T2018/07/15

手作り薪置き場
菜園横の作業場に二つ目の薪置き場を単管パイプで作り始めました。奥に見える薪置き場は2年前にやはり単管パイプで作りました。昨シーズンの大雪も経験し充分強度も確認できたところでもう一つ製作に至ったというわけです。

今回の薪置き場は面積8平米の高さが2メートル。その内半分が薪置き場で、あと半分が菜園道具置き場として利用する予定です。今までは母屋から一輪車や支柱類、ネット等を一々運んでいましたが、これからは動線が短縮されます。

積まれる薪は主として剪定枝など細い薪つまり柴を想定しています。「お爺さんは柴刈りに」の柴です。二宮金治郎の背負っているあの柴です。屋敷雑木林も成長し、剪定枝も多く生産されるようになってきました。有料で焼却場へ持ち込んでいる人もいますが、僕は極力燃料として活用するつもりです。

柴燃料は暖房用の薪ストーブ燃料にもなりますが、新たに料理用のキッチンストーブ導入も可能になります。キッチンストーブのオーヴン機能でパンやピッツァを焼いたり、御飯のカマド炊きもできるようになるでしょう。でも料理は妻の領域なので、強力な自己主張は控えようと思います。お任せします。

敷地の焚き火場で柴燃料が燃える炎を楽しみながら、鉄製ダッジオーヴンで野外料理。これくらいは妻も許してくれるでしょう。

■ 薪は本当に環境に優しいか? by T2018/06/28

貴重な薪エネルギー

薪エネルギーは環境に優しいと一般的に見なされているようだ。石油や天然ガスなどの化石燃料と異なり、薪は再生可能な樹木を材料にしていることや、樹木が育つ過程で二酸化炭素を吸収してくれる循環型エネルギーだからといったことが理由であろう。でも本当に薪は環境に優しいのだろうか?

薪エネルギーが環境に優しいならば、その理由を僕はこう考える。

薪エネルギーが環境に優しい本当のところの理由は、薪をエネルギーとして使用する人間が、現在のところ極めて少数派だから、である。

もしも薪を大多数の人が使用し始めたとしたら、里山は直ぐに丸坊主になり、遠くの奥山まで樹木を求めに行くことになり、ストーブの要らない熱帯の森林までも伐採され、移動運搬のために更にエネルギーが使われ、よって環境負荷が大きくなるだろう。たとえ樹木が再生可能であるとはいえ、大きく育つには時間がかかる。それを超えた伐採消費は再生可能とは言えない。

たとえ循環型エネルギーとしての薪であっても、貴重な資源なのだから大切に省エネに心がけ消費すべきだと僕は思う。本当に環境に優しい暮らしをしたいならば、今の便利な生活レベルをちょっとだけ下げ、既存のマインドセットを変えねばならない。例えば室温は18度から20度ぐらいに設定し、ちょっと寒ければセーターを着たり薪割りで体を温め、朝ご飯をしっかり食べて身体の内から燃焼させることなどに努めたいと思っている。

大工さんに声をかければタダで木っ端を持って来てくれるから、どれだけ薪を焚いてもいいんだ。どうせ大工さんも処分に困ってるんだから・・というのは稚拙な考え方と言えよう。

また、コナラ薪は良くてスギ薪はダメなどと選り好みせず、手に入る薪が最高の薪と考えよう。庭の剪定枝も、選別にとても手間ヒマ労力がかかるかもしれないが、極力燃料に有効活用するようにしよう。

里山で森林業者が間伐し、幹の良いところだけを流通にまわしていたとしたら、里山に自ら赴いて、林道沿いに放置された枝類を薪として譲ってもらい、同時に里山整美に努めよう。

そう考えると、結構薪焚き生活って手間ひま労力がかかるのだ。煙突掃除もストーブ掃除も灰にまみれ至極大変。高温多湿猛暑日である今日この頃ですら、薪の熱のことを考えている。よって薪ストーブライフは冬だけに限らず一年中続いている。こんな薪焚き生活、好きじゃないと続かない。

だから、そう簡単に薪エネルギーは多数派になり得ないと僕は推察している。よって少数派としての薪エネルギーは環境に優しいのである。

追伸 : 僕は薪ストーブを普及させたくないと言っているのではない。皆さん、マインドセットを変えて薪ストーブライフを楽しみましょう。

■ 意味のある労働 by T2018/06/05

軽トラックで薪小屋に薪運び
我が家には薪棚、薪小屋、薪置き場の3種類の薪保管場所があり、それぞれに用途があります。

薪ストーブから最も動線が近く、雨雪の吹き込まない薪棚には着火のための焚き付け用薪が保管されています。

次に近い薪小屋には1シーズンに使用する薪が保管されており、勝手口から雨雪に濡れずに薪小屋にたどり着くことが出来ます。

薪置き場は、薪割りをする作業場にあって単管パイプ製ガルバリウム屋根の薪保管場所です。薪は薪置き場で1〜2年乾燥されます。その後薪小屋に移されます。

ところで、ドフトエフスキーが実際にシベリアで刑に服した実体験小説『死の家の記録』にこんな文章があります。囚人に対する労働刑罰の最も過酷な労働は、例えば右の甕の水を左の甕に移すような労働であると。無意味な労働ほど過酷なものはないと。それはどんな肉体土木労働よりもはるかに過酷だと。

薪置き場の積まれた薪を家近くの薪小屋に移す。一見右の甕から左の甕に水を移す作業に似ていますが、決定的に異なる点があります。それは薪を移動させる意味が明確であることです。

今まで一輪車で何度も往復して薪を運んでいましたが、軽トラックのおかげで薪運びがとてもスムーズになりました。

人間は自らの行動に意味を見出すことによって生き続けることができるわけです。

■ 1ヶ月遅れで薪ストーブ清掃終了 by T2018/06/03

本体の清掃終了!
毎年5月の大型連休中に薪ストーブの煙突掃除と本体清掃を行ってきましたが、今年は旅行に出かけたりしたので、ようやく今日になって本体清掃を終えました。なお煙突掃除は旅行に出かける前にしておきました。

風も穏やかで湿度も低く、爽やかな日和で、清掃には絶好の日でした。

今後は窓の網戸設置、ウィンスローソファの衣替え、キッチンの配管内清掃、日除け暖簾設置と、例年通り夏の家メンテナンスが続きます。

そして庭では夏の剪定、草取り、石垣作り・・。

毎年同じことをミニマルに繰り返し、時間が経過してゆく。
これがいい。なんと贅沢なことでしょう!

■ 18回目終了 by T2018/05/04

一直線の煙突
薪ストーブの煙突掃除が無事終了しました。2001年に初めて煙突掃除を経験し、今回で18回目。今回は煙突の屋根貫通部に足場確保のための恒久金属桟を板金屋さんに取り付けてもらっていたため、以前より楽に且つ安全に作業することができました。

煙突掃除は毎年大型連休中に行うことに決めています。決めておかないとズルズルやらないからです。

写真に見られるように我が家の煙突は本体から一直線に上っています。よって煙突を分解することなく上からブラシを入れていくだけでススがストーブ本体に落ちてきます。1シーズン焚いて煙突内部には約1ミリ程しかススが付着していません。毎年掃除しなくても良いのかもしれませんが、煙突トップのコーキング等チェックにもなりますし、何より持続することによって作業工程がスムーズになると思います。

自分で薪割りすることと自分で煙突掃除することは、薪ストーブライフを志した時からの自明でした。今後も体が動く限り続けるつもりです。

■ 2017年度ラスト・ファイヤー by T2018/04/25

ラスト・ファイヤー
天気予報では今日の最高気温が17度、夕方まで雨の一日になりそうです。明日からは晴れの予報が続き気温も20度を超えるとのこと。よって今朝の着火が今シーズン最後の薪ストーブ焚きとなりそうです。写真は早朝のラスト・ファイヤーです。

数えると薪ストーブを焚いて18シーズンを経験しました。最初に比べて着火も上達しました。薪の保管場所も洗練され薪搬入動線が無駄の無いものになってきました。薪自身も地元金山の里山から自前で伐り出した自産自消の薪で自給出来るようになりました。

今週末に煙突掃除を行う予定です。2001年のストーブ初シーズン以来、煙突掃除は大型連休中に行ってきました。そうすることに決めています。決めておかないとズルズル煙突掃除を先延ばしするからです。

我が家では薪ストーブの炎のことをスナフキンと呼んでいます。君とはしばらくお別れですが、薪ストーブ清掃、薪割り、薪用原木の伐り出し等々、薪ストーブ・ライフは一年中続きます。

■ この薪を焚くのはいつ?by M2018/04/20

来シーズン用?
写真は薪ストーブの脇に置かれている薪です。いつでも焚けるように焚きつけようの割り箸も準備してあります。

この後の天気予報を見ると最低気温は10度そこそこ。日中の気温も20度近くの日が続くので次のシーズン用の薪になるかもしれません。

12月から2月中旬までの寒さに春の訪れを想像することが難しかったのですが、2月下旬からの暖かさに薪の減りは激減!?

消費量が目に見えるというのは、エネルギーの節約に効果的かもしれませんね。